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IBF世界バンタム級タイトルマッチ(2024年5月4日)
エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)VS西田凌佑(六島)
両選手のプロフィール
エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)IBF世界バンタム級王者
25戦22勝13KO2敗1NC、31歳 オーソドックス
身長 168センチ リーチ 173センチ
2018年5月にポール・バトラーとIBF世界バンタム級王座決定戦を行い、判定でタイトルを獲得しました。ジェイソン・モロニーに判定勝ちして初防衛に成功後、2019年5月にWBSSの準決勝で井上尚弥にTKO負けして、IBFタイトルも失いました。2020年12月にレイマート・ガバリョとWBC暫定王座決定戦を行い、1-2の判定でタイトル獲得に失敗。しかし、2023年8月にメルビン・ロペスにダウンを奪う大差の判定で、5年ぶりの王座復帰を果たしました。
西田凌佑(六島)IBF1位
8戦全勝1KO、27歳 サウスポー
身長 170センチ リーチ 173センチ
2021年4月、比嘉大吾に挑戦し判定でWBOアジアパシフィックバンタム級王座を獲得し、3度防衛しました。そして、2023年8月に世界ランカーのメディナに判定勝ちして、IBFタイトル挑戦権を獲得しました。
展開予想
チャンピオンのロドリゲスは、スピード、テクニック、パンチ力、どれをとってもハイレベルな選手です。西田はサウスポーの利点を生かして、ペースを掴めば、テクニックでは負けていないと思いますので、結構互角の戦いが期待できるような気がします。ネームバリューでは圧倒的に負けていますが、実力的には接近しているのではないでしょうか。
試合展開
両選手とも前日計量を1回でパスしました。6日の試合もこのようにスムーズに進めばいいですね。
メインが始まるのは午後5時半ごろのようです。
オープニングと、途中のわけのわからん歌はいりませんね。時間の無駄です。まあ、タダで観られるので我慢しますか。
4ラウンドに西田が左ボディブローでダウンを奪いました。しかしチャンピオンも中盤は反撃し、ペースを譲りません。
後半は接近戦で西田がやや優勢に展開し、特にボディ攻撃が効果的でした。手数でも西田が上回り終盤までスタミナを切らさず、ロドリゲスを押し切りました。
判定は3-0(115-112,115-112,117ー110)で西田が判定でタイトルを獲得しました。「わしボク」の予想通りだったのも、心地良い結果でしたね。