波田大和が7RTKO勝ちで9連勝 VS齊藤陽二(S・フェザー級8回戦)

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目次

(出典:日テレG+)

波田大和(帝拳)VS齊藤陽二(角海老宝石)

(S・フェザー級8回戦)2022年3月5日

両選手のプロフィール

波田大和(帝拳)日本S・フェザー級9位

12戦11勝10KO1敗、25歳 左サウスポースタイル 身長171cm

アマチュアで高校3年の時、インターハイと国体で準優勝しました。デビュー4戦目で橋本卓也に4RTKO負けして、初黒星を喫しました。これが唯一の1敗です。その後は8連勝中と快進撃を続けています。アマチュア時代に、この日の対戦相手の齋藤に負けているので、雪辱を期してリングに上がります。

齋藤陽二(角海老宝石)日本S・フェザー級14位

7戦3勝3KO2敗2分け、26歳 右オーソドックススタイル 身長168cm

デビュー戦で宇津木秀(日本ライト級4位)と対戦して、判定負けし、黒星スターを切っています。宇津木は現在、8戦全勝7KOのワタナベジム期待のホープです。相手が悪かったですね。直近の試合でも判定負けし、これが再起戦となります。しかし、パンチ力は一級品、波田も油断はできません。

試合経過

1R)

いきなりお互いのパンチが交錯します。身長差は3cmですが、波田の方が一回り大きく見えますね。じわじわと前に出るのは、齋藤。波田は下がりながら、上下にパンチを返します。齋藤は波田の左を不用意にもらいすぎますね。

2R)

この回も齊藤が前に出ます。しかし、波田も強い左を打ち込みます。お互い強打を警戒していますね。波田が軽いパンチをポンポンと齋藤に打ち込みます。斎藤は左右のパンチを強振して、前に押し込みますが、いずれも波田のでディフェンスに阻まれ、クリーンヒットしません。

3R)

齋藤の右は強そうですね。まともにもらったら倒れますよ。波田は下がりながら、齋藤の打ち終わりに上下にパンチを返しています。パンチ力は齊藤の方がありそうですが、ディフェンスでは波田が一枚上手ですね。波田はパンチに強弱をつけて、うまく応戦しています。

4R)

前に出るのは、齋藤ですが、手数では圧倒的に波田の方が多いですね。開始1分弱のところで、齋藤が連打で波田を追いつめます。しかし、波田は冷静に対処し、打ち終わりにワンツーをきれいにヒット。齋藤は打たれ強いのか、ガードが甘いですね。中盤、また波田がアッパーを中心にを畳みかけます。とにかく波田の細かいパンチが、面白いように齊藤のボディ、顔面にヒットします。

齋藤はまともにパンチをもらいすぎますね。集中打を浴びるとレフリーに止められるかもしれません。

5R)

前に出る齊藤のガードは相変わらず甘いですね。波田は齊藤の手が止まると、軽いパンチをポンポンと打ち込みます。斎藤のパンチは波田の固いガードの上ばかりで、攻撃が単調です。そして、その隙をついて、波田が軽いパンチを打ち込んできます。特に左ストレートはほとんどが齊藤の顔面をとらえています。

6R)

波田が下がりながらも、手数で圧倒しています。斎藤は前に出るものの、手が出ません。波田は左のカウンターを狙っています。波田もこの回は少し休んでいる感じです。

7R)

前に出るのは齊藤ですが、先に手を出すのは波田です。そして、ラウンド中盤、波田の齋藤ストレートに齊藤が反応できないのを見て、レフリーが試合をストップしました。斎藤はパンチをもらいすぎますね。これ以上やったら危険でしょう。

まずは日本タイトルですが

波田はマッチメイクに苦労するでしょうね。上位ランカーの選手は、波田と対戦するメリットがありませんから。「わしボク」としては、力石政法と対戦してほしいですね。WBC世界L・フライ級王者の矢吹正道の弟です。11戦10勝6KO1敗で、OPBFでも5位ランクされています。しかし、力石にとっては、もっと上位ランカーと対戦したいでしょうし、唯一の黒星を喫している、日本王者の坂晃典に挑戦し、雪辱を果たしたいと思っているかもしれません。

こうなったら、一気に世界ランカーと交渉してもいいかもしれません。ジョー・ノイナイ(フィリピン)なんかどうでしょう。かなり強敵ですが、日本で試合をしていたこともあり、マッチメイクしやすいと思いますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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