目次
(ボクシングビート4月号)
配信予定のカード
16時頃から
キコ・マルティネスVS阿部麗也
小原圭太VS佐々木尽
18時15分頃から
那須川天心VS与那嶺勇気
井上拓真VSリボリオ・ソリス
寺地拳四朗VSアンソニー・オラスクアガ
阿部麗也(KG大和)VSキコ・マルチネス(メキシコ)
IBF世界フェザー級挑戦者決定戦
阿部麗也(KG大和)WBOアジアパシフィック王者・IBF3位
27戦23勝10KO3敗1分け、29歳 サウスポースタイル
身長173cm
2014年に全勝で新人王を獲得しましたが、翌年にいきなり判定負けして初黒星を喫しています。その後11連勝し、2019年5月、日本王者の源大輝に挑戦し、残念ながら引き分けで、タイトルを獲得できませんでした。その後の、挑戦者決定戦でも佐川遼に判定負け。しかし、2021年11月に最強挑戦者決定戦で、渡部大介にTKO勝ちして、2度目のチャンスを手に入れ、2022年5月、日本王者の丸田陽七太にダウンを奪う快勝で2冠王座を獲得しました。
キコ・マルチネス(スペイン)IBF2位
57戦44勝31KO11敗2分け、36歳 オーソドックススタイル
身長 160センチ リーチ 167.5センチ
日本で長谷川穂積さんに勝ったのが2014年です。まだ、現役を続けていたんですね。その後も22戦して、13勝8KO7敗2分けと、精力的に頑張っています。さすがに長谷川さんを倒した頃の力はもうないですね。しかし、パンチ力はまだ健在ですから、十分注意が必要です。
佐々木尽(八王子中屋)VS小原圭太(三迫)
WBOウェルター級アジアパシフィックタイトル防衛戦
佐々木尽(八王子中屋)WBOウェルター級アジアパシフィック王者・WBA10位
16戦14勝13KO1敗1引き分け、21歳 オーソドックススタイル
身長 174センチ
2021年10月、平岡アンディとWBO・AP&日本S・ライト級王座決定戦を行い、11RTKO負けで王座獲得に失敗しました。その後、2勝(2KO)1分け。そして、2023年1月、KO率80%のハードパンチで大番狂わせの1RTKO勝ち、豊島亮太からタイトルを奪いました。
小原圭太(三迫)WBOAP・ウェルター級1位・IBF8位
31戦26勝23KO4敗1分け、36歳 オーソドックススタイル
2016年にIBF世界S・ライト級王者のエドゥアルド・トロヤノフスキーに挑戦し、2RTKO負けでタイトル獲得に失敗しています。2020年2月に永野祐樹にTKO勝ちして、日本ウェルター級タイトルを獲得し、3度の防衛に成功し王座を返上しました。
佐々木にとっては、過去最強の相手と言えるでしょう。ちょうと荷が重い感じがしますね。序盤に倒さなければ、判定で負けると思います。
那須川天心(帝拳)VS与那覇勇気(真正)
スーパーバンタム級6回戦
那須川につてはもう説明は不要でしょう。キックボクシング42戦無敗を誇る人気格闘家ですね。年齢は24歳。今日がボクシングデビュー戦です。与那覇は、日本バンタム級4位。16戦11勝8KO4敗1分け、32歳。いきなり日本ランカーとの対戦です。どの階級で戦うのか注目されていましたが、デビュー戦はS・バンタム級を選びました。(身長 165センチ)
井上拓真(大橋)VSリボリオ・ソリス(ベネズエラ)
WBA世界バンタム級王座決定戦
井上拓真(大橋)WBA世界バンタム級2位
18戦17勝4KO1敗、27歳 オーソドックススタイル
身長 164cm リーチ 163cm
リボリオ・ソリス(ベネズエラ)WBA3位
38戦30勝16KO6敗1分け1NC、40歳 オーソドックススタイル
身長 163cm リーチ 176センチ
日本におなじみの選手ですね。2013年に河野公平さんに判定勝ちして、WBAのS・フライ級王座統一。亀田大毅さんとの試合は、「負けても王座保持問題」に端を発し、JBCと裁判沙汰になっています。2016年には、山中慎介さんに挑戦し、判定負けしています。2020年2月にギジェルモ・リゴンドーとWBA世界バンタム級王座決定戦を行い、判定負けを喫し、2階級制覇に失敗しました。
ソリスの長いリーチが厄介ですが、拓真が自分の距離で戦うことができれば、問題のない相手でしょう。
寺地拳四朗(BMB)VSアンソニー・オラスクアガ(アメリカ)
WBAスーパー・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ
寺地拳四朗(BMB)WBAスーパー・WBC世界ライトフライ級王者
21戦20勝12KO1敗、31歳 オーソドックススタイル
身長 164cm リーチ 164cm
アンソニー・オラスクアガ(アメリカ)WBA世界フライ級2位
5戦全勝3KO、24歳 オーソドックス
前WBO世界フライ級王者中谷潤人の盟友で、10代の中谷がアメリカ修行に行った折、オラスクアガと同居し共に練習していたそうです。デビュー3戦目でWBAフェデラテン・ フライ級王座を獲得し、前戦では2RTKO勝利しています。