目次
(ボクシングビート6月号より)
堤駿斗(至成)VSジェオ・サンティシマ(フィリピン)
OPBF東洋太平洋フェザー級王座決定戦(2023年5月31日)
両選手のプロフィール
堤駿斗(至成)OPBF3位
2戦全勝、23歳 オーソドックス
身長 171センチ
アマチュアでは高校6冠、そして高校生ながら全日本選手権を制覇しました。井上尚弥2世と言われ、鳴り物入りでプロ入りしました。
ジェオ・サンティシマ(フィリピン)OPBF4位
27戦22勝19KO5敗、27歳
2020年2月にWBO世界S・バンタム級王者のエマヌエル・ナバレッテに挑戦し、11RTKO負けで王座獲得に失敗。2022年8月に大沢宏晋に判定勝ちしましたが、2022年12月に下町俊貴には判定で敗れています。
試合展開
判定なら文句なく堤が勝つでしょうが、まだKO勝ちのない堤。ここは倒して記録を更新してほしいですね。
10ラウンドまで的確にパンチをヒットし、大きくポイントをリードした終盤の11ラウンドから倒しに行きましたが、残念ながら判定決着となりました。大差判定で日本最速の3戦目でタイトルを獲得しました。もっと早く倒しに行けば、KOチャンスはいくらでもあったような気がします。まだまだ、アマチュアのボクシングが抜けていませんね。
3-0(118-110,119-109,120-108)。