吉野修一郎、2度ダウンを奪われ6RTKO負け VSシャクール・スティーブンソン(WBC世界ライト級挑戦者決定戦)WOWOW生中継

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目次

(出典:WOWOW)

吉野修一郎(三迫)VSシャクール・スティーブンソン(アメリア)

WBC世界ライト級挑戦者決定戦(2023年4月9日)

両選手のプロフィール

吉野修一郎(三迫)OPBF&WBOAPライト級王者・WBC5位

16戦全勝12KO、31歳 オーソドックス

身長 175センチ  リーチ 173センチ

2017年10月に日本ライト級タイトルを獲得。4度防衛後、2019年10月に、OPBF&WBOAPの王座決定戦で、ハルモニート・トーレに1RTKO勝ちしてタイトルを獲得しました。2020年には、同時に保持する日本タイトルの5度目の防衛に成功し、2020年9月に、3つのタイトルをかけて細川バレンタインと対戦し、判定で防衛に成功しています。2021年8月に日本タイトルの7度目の防衛に成功し、その後タイトルを返上しました。2022年4月に伊藤雅雪に負傷判定勝ちして、OPBF&WBOAPのタイトル防衛に成功しました。さらに2022年11月には、中谷正義にTKOの圧勝で、3度目の防衛に成功てしいます。

シャクール・スティーブンソン(アメリカ)前WBC・WBO世界・フェザー級王者・WBC3位

19戦全勝9KO、25歳 サウスポー

身長 170cm リーチ 173cm

デビュー3年目の2019年10月にWBO世界フェザー級タイトルを獲得しています。2021年には、WBO世界S・フェザー級暫定王者決定戦で、ジェレミア・ナカティラに判定勝ちして、2階級制覇に成功。10月に正規王者のジャメル・へリングに圧勝し、10RTKOで正規王座を獲得しました。この試合のスティーブンソンは本当に強かったですね。そして、オスカル・バルデスとのWBO・WBC王座統一戦でもバルデスに何もさせずに圧勝しました。2022年9月のロブソン・コンセイソンとの防衛戦で体重超過により王座をはく奪されました。ちなみに、試合は圧勝でした。

展開予想

スティーブンソンはほんとに好き放題ですね。体重超過したら、階級を上げればいいと思ってます。しかし、残念ながら「わしボク」はスティーブンソンが負けるところを想像出来ません。今や、PFP(パウンド・フォー・パウンド)1位と言ってもいいと思っています。PFPに性格は含まれませんからね。

吉野はまともに戦っても勝ち目はないでしょう。大差判定負けは間違いないと思います。勝つとしたら、捨て身で倒しに行くしかないでしょう。3ラウンドまでが勝負です。スティーブンソンは、パンチをもらっても、柔らかい上体で、ほぼパンチの効果を殺しています。吉野はカウンターを覚悟で、1発ではなく、少なくとも3~4発は連続して打たないと絶対にあたりません。一か八かですよ。

もたもたしていると、試合終盤には、レフリーストップもありえるでしょう。

試合展開

序盤にダウンを2度奪われる

2ラウンドにスティーブンソンの左ストレートがカウンターで吉野のあごにヒットし、吉野が早くもダウンを奪われました。

3ラウンドからはスティーブンソンの一方的な展開となり、4ラウンドに左から返しの右フックで吉野が2度目のダウンを奪われました。これはかなりダメージがありそうな感じです。

中盤からは一方的展開

4ランドからはスティーブンソンのやりたい放題です。左はもちろん、右フックも的確に吉野をとらえます。

5ラウンド終了時に、レフリーがかなり執拗にギブアップをすすめているように見えました。そして、6ラウンド中盤、スティーブンソンの左がボディにヒットしたところで、レフリーが試合をストップしました。

吉野はちょっと打たれすぎましたね。ダメージ的にはまだ戦えたでしょうが、これ以上続けても勝機はなかったでしょう。

ライト級の世界との壁はかなり厚いようです。

 

 

 

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