勅使河原弘昌VSマーロン・タパレス(IBF世界S・バンタム級挑戦者決定戦)勅使河原が2RTKO負けで挑戦権獲得ならず

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目次

(出典:WOWOW)

IBF世界S・バンタム級挑戦者決定戦(2021年12月12

日)

勅使河原弘昌(三迫)VSマーロン・タパレス(フィリピン)

恐らく、ドネアVSガバリョのアンダーカードで登場すると思います。この試合もWOWOWで生中継される予定です。ひょっとすると、中継が始まる午後0時過ぎに、いきなり登場するかもしれません。

両選手のプロフィール

勅使河原弘昌(三迫)IBF世界S・バンタム級3位、31歳。

26戦22勝15KO2敗2分け、右オーソドックススタイル

身長 168cm リーチ 165cm

2016年に赤穂亮に2-1で判定負けして以来、10連勝中です。「わしボク」が印象に残っているのは、大好きな栗原慶太と大激戦の末、5RTKO勝ちした試合です。2017年にWBOアジアパシフィックバンタム級タイトルを獲得し、WBO10位にランクイン。2018年にOPBFスーパーバンタム級タイトルを獲得し、4度の防衛に成功しています。しかもいずれもKO勝ちという、ハードヒッターです。

マーロン・タパレス(フィリピン)IBF世界S・バンタム級4位

32戦30勝13KO2敗、29歳、左サウスポースタイル

身長163cm リーチ ?

2016年に、プンルアン・ソー・シンユーに11RKO勝ちして、WBO世界バンタム級タイトルを獲得しています。しかし、2017年の大森将平との初防衛戦で体重オーバーし、試合には勝ったものの、タイトルを剥奪されました。2019年に岩佐亮佑とIBF世界S・バンタム級暫定王座決定戦を行い、11RTKO負けで、タイトル獲得に失敗しています。

試合展開予想

破壊力では勅使河原がはるかに上だと思います。問題は、タパレスがサウスポーであること。勅使河原がサウスポーに対して、どれぐらい適応力があるか、勝敗の行方はこの一点にあると言っても過言ではないでしょう。勅使河原が自分のペースで試合を進めることが出来れば、前半で倒すことも十分考えられます。タパレスのサウスポーに苦しむと、力を発揮できずに勅使河原の強打が空転してしまうかもしれませんね。

試合展開

予想通り、いきなり勅使河原の試合が始まりました。

1R)

勅使河原が一回り大きく見えます。お互い間合いを図っています。まだ距離が遠いですね。どうも勅使河原はサウスポーに戸惑っているようです。

ラウンド後半、タパレスの右フックをもらい、コーナーに詰まった勅使河原にタパレスが連打を浴びせます。そして、腰を落としたところで、レフリーがダウンをとりました。

残り30秒で立ってきましたが、タパレスの猛攻に、勅使河原はガードが出来ていません。そしてまた、右フックをもらい、勅使河原がダウン!なんとか立ってきて、ここはゴングに救われました。

2R)

勅使河原のダメージはかなり残っていますよ。そして、ラウンド開始早々、また右フックをもらい勅使河原がダウンをしたところで、レフリーが試合をストップしました。

勅使河原は何にもできずに、2RTKO負けで、挑戦権獲得に失敗しました。残念。危惧していた通り、勅使河原はサウスポー対策が出来ていなかったようです。

 

 

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