将来の世界チャンピオンを目指せ! 全日本新人王2022年度決勝戦(2022年12月17日)MVPはスコーピオン金太郎

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目次

(出典:日テレG+)

全日本2022年度新人王決勝戦(2022年12月17日)

日テレG+の放送時間枠は何と6時間。まさかそれほど長くはないと思いますが、少なくとも4時間以上は覚悟しなければならないでしょうね。

ミニマム級5回戦

〇 東軍・石井武志(大橋)4戦全勝3KO、23歳 敢闘賞

vs. 1RTKO

✖ 西軍・池田雅史(ハラダ)11戦6勝3KO5敗、29歳

スピード、テクニックで上回る石井が、1R中盤に右フックでダウンを奪い、さらに左アッパーで2度目のダウン奪いました。そして、残り1秒のところで、右フックのダブルを放ち、3度目のダウンを奪い、レフリーが試合をストップしました。石井は楽しみな選手ですね。

ライトフライ級5回戦

✖ 東軍・服部凌河(横浜光)4戦全勝3KO、24歳

vs. 判定 3-0(49-46,49-46、50ー45)

〇 西軍・松江琉翔(JM加古川)4戦全勝1KO、18歳

服部が前に出てプレッシャーをかけ、長身の松江は下がりながら長い左ジャブを突いて、カウンターを狙います。高校生ボクサーの松江が終始自分の距離をキープし、上下に的確なパンを決め明確な判定勝利を獲得しました。

フライ級4回戦

✖ 東軍・長谷川優太(熊谷コサカ)5戦3勝2KO1敗1分け、23歳

vs. 3RTKO

〇 西軍・二階堂迅(ディアマンテ)4戦全勝、21歳  技能賞(西軍代表決定戦)

二階堂が左ジャブを突いて前に出ます。2ラウンドは近い距離でボディの打ち合いになりました。しかし、二階堂の右ストレートが何度か長谷川の顔面をとらえ、ややダメージが感じられます。そして3ラウンド中盤、二階堂の左右のパンチで長谷川がダウン。立ってきた長谷川が必死に反撃しましたが、最後は長谷川の的確なパンチでぐらついたところで、レフリーが試合を止めました。

スーパーフライ級5回戦

✖ 東軍・五十嵐春輝(湘南龍拳)8戦6勝3KO1敗1分け、23歳 技能賞(東日本新人王決勝)

vs. 判定3-0(49-46,50-45,50-44)

〇 西軍・佐野遥渉(平石)5戦4勝2KO1分け、19歳 MVP(西軍代表決定戦)

注目の一戦ですね。サウスポーの五十嵐に対して、長身の佐野は右ストレートを狙います。右ストレートを的確にヒットし、左ボディブローも効果的でした。サウスポーを苦にしない佐野の完勝でしたね。佐野はなんとなく、中谷潤人に似ている感じがします。楽しみな逸材です。

バンタム級4回戦

✖ 東軍・熊谷祐哉(M.T)5戦4勝2KO1敗、23歳

vs. 4RTKO

〇 西軍・松本海聖(VADY)3戦全勝2KO、21歳  技能賞

松本がじわじわと前に出ます。熊谷は下がりながら距離を取ります。終始、好戦的にパンチを放った松本が、手数でも的確なパンチでも上回り、3ラウンド終盤にダウンを奪いました。そして、4ラウンド、松本の右ストレートで仰向けにダウンした熊谷。レフリーは直ぐに試合をストップしました。将来有望な選手ですね。

スーパーバンタム級5回戦

✖ 東軍・星野凌(JBスポーツ)7戦6勝2KO1敗、25歳

vs. 判定 3-0(48-47、49-46,49-46)

〇 西軍・安村綺麗(ディアマンテ)5戦全勝2KO、23歳

安村が左ジャブを突いて、星野のまわりをサークリング。星野はガードを固め、間合いを詰めようとします。3ラウンドから星野が強引にパンチを振りまわしますが、ラウンド終盤、安村の左フックカウンターをもらい、大きくバランスを崩しました。しかし倒れません。タフですね。星野の強引な攻めをかわし、的確にパンチを決めた安村がリードを守りましたが、最終ラウンドの星野の一発は危なかったですね。

フェザー級4回戦

✖ 東軍・廣瀬祐也(協栄)10戦7勝3KO2敗1分け、24歳

vs. 判定2-0(39-37,39-37,38-38)

〇 西軍・岡本恭佑(HKスポーツ)4戦3勝1KO1分け、18歳

サウスポーの廣瀬に対して、岡本が間合いを測りながら距離を取ります。2ラウンドは、岡本が右ストレートを効果的に使って、ペースをつかみかけています。3ラウンドは廣瀬の左の距離が合ってきた感じです。最終ラウンドは廣瀬がやや有利かな。

スーパーフェザー級5回戦

✖ 東軍・岩本星弥(JBスポーツ)6戦全勝4KO、19歳

vs.判定3-0(48-47,48-47,49-46)

〇 西軍・大谷新星(真正)4戦全書3KO、21歳

全勝同士の好カードですね。大谷が初回から積極的に攻めて出ます。しかし、岩本も応戦します。お互いパンチにパワーがありますね。先手で攻める大谷に対して、岩本もその打ち終わりにパンチを放ちます。3ラウンドから岩本が盛り返します。しかし、4ラウンドは大谷が反撃。とにかく激しい打ち合いが続きます。最終ランドは大谷がややスタミナが切れた感じでしたね。

ライト級5回戦

〇 東軍・川口高良(協栄)4戦全勝2KO、24歳

vs.判定3-0(48-46、49-45、49-45)

✖ 西軍・船橋真道(KWORLD3)6戦5勝2KO1分け、27歳

舟橋は空手出身のせいか、独特の構えをしています。2ラウンドに川口のパンチがヒットし舟橋がバランスを崩しました。3ラウンドから、舟橋の手数が増えてきました。川口は前に出ますが、手があまり出ません。しかし、4ラウンド終盤、舟橋の右アッパーに合わせて、川口の右ストレートがカウンターでヒットし、舟橋がダウンしました。5ラウンドに舟橋が反撃に転じますが、ややダメージを引きずっているようです。

スーパーライト級4回戦

〇 東軍・スコーピオン金太郎(三谷大和)7戦6勝4KO1敗、26歳 MVP(東日本新人王戦)MVP

vs. 3RTKO

✖ 西軍・野口海音(ハラダ)3戦2勝2KO1敗、23歳 敢闘賞(西軍代表決定戦)

注目の一戦です。そして、サウスポー対決ですね。長身の野口が下がりながら距離を取ります。序盤、野口が下がりながらも、積極的にパンチを放ちます。金太郎はまだ自分の距離に入れないようです。2ラウンドから金太郎の右ジャブが届くようになりました。そして、ラウンド中盤、金太郎の左フックがカウンターで野口の顎をとらえ、前のめりにダウンします。立ってきた野口ですが、かなりダメージあるようです。3ラウンド序盤、金太郎の左がヒットし、野口が2度目のダウンを喫しました。立ってきた野口に連打を畳みかけ、レフリーが試合をストップしました。

ウェルター級4回戦

〇 東軍・松野晃汰(神奈川渥美)敢闘賞

vs. 不戦勝

✖ 西軍・松岡陸(浜松堀内)

※松岡選手がケガのため松野が不戦勝。

 

ミドル級4回戦

〇 東軍・時吉樹(横浜光)4戦3勝3KO1分け、22歳

vs.判定3-0(39-37、39-37,40-36)

✖ 西軍・大島光容(尼崎亀谷)8戦5勝2KO2敗1分け、33歳

最後の試合ですね。疲れました。見た目は圧倒的に時吉が強そうですね。時吉のジャブに対して、大嶋もうまく応戦しています。パンチが的確に当たっているのは大島ですね。しかし、3ラウンドは、大島も少しずつスタミナが切れてきました。時吉も効果的なパンチを決められません。

以上、5時間もかかりました。

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