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(出典:DAZN)
ウィリアム・セペダ(メキシコ)VSハイメ・アルボレダ
WBA米大陸ライト級タイトルマッチ(2023年4月30日)
両選手のプロフィール
ウィリアム・セペダ(メキシコ)WBA世界ライト級3位・WBC5位
27戦全勝23KO、26歳 サウスポー
身長 175センチ リーチ 178センチ
2021年7月に王座決定戦でWBA米大陸ライト級王座を獲得し、2度の防衛に成功しています。2022年10月に元WBCライト級暫定王者のジョセフ・ディアスに判定勝ちしました。
ハイメ・アルボレダ(パナマ)
21戦19勝14KO2敗、28歳 オーソドックス
身長 178センチ リーチ 181センチ
2022年12月にWBA世界S・フェザー級暫定王者のクリス・コルバートに挑戦し11RTKO負けでタイトル獲得に失敗しました。その後3連勝中です。
試合展開
1ラウンド
セペダが右ジャブをついて前に出ます。アルボレダは長い左ジャブで距離を取ろうとしています。しかし、中盤からセペダがプレッシャーを強めてきました。そして、左ストレートがヒットし、少しずつ左の距離が合ってきましたね。ラウンド終盤には、セペダはもうアルボレダのパンチが読めてきた感じです。そして、終了直前のセペダの左ボディアッパーが効きましたね。
2ラウンド
セペダの左がアルボレダの顔面に確実にヒットするようになってきました。さらにボディブローを3発放つと、アルボレダがダウン!やはり前のラウンドのボディが効いていたようですね。
立ってきたアルボレダは足を使って、必死で逃げます。しかし、コーナーに詰まって左ストレートを叩き込まれると、2度目のダウンを喫しました。
何とか立ってきましたが、セペダのボディブローの連打で3度目のダウン。これは立てないでしょうね。レフリーがカウント10を数え試合終了です。アルボレダはしばらく立ち上がれませんでした。
2ラウンドKO勝ちで、28戦全勝をキープ。KO率も86%、特に左は強いですね。デフェンスもしっかりしてますし、激戦区ライト級にまだこんなハードヒッターが埋もれていたんですね。
ついでですが、セミファイナルに登場した、ディエゴ・デラホーヤ(オスカー・デラホーヤの従弟)は、ビクトル・モラレスとフェザー級10回戦を行い、もろくも2ラウンドにKO負けを喫しました。