京口紘人の強打不発、大差判定でフライ級転向で再起戦を勝利で飾る VSローランド・ジェイ(フライ級10回戦)

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目次

(ボクシングビート10月号)

京口紘人(ワタナベ)VSローランド・ジェイ(フィリピン)

フライ級10回戦(2023年5月20日)

両選手のプロフィール

京口紘人(ワタナベ)WBC世界フライ級7位

17戦16勝11KO1敗、29歳 オーソドックス

身長162cm  リーチ 163cm

2018年12月にヘッキー・ブトラーにTKO勝ちして、WBA世界ライトフライ級タイトルを獲得し、2階級制覇を達成しました。2021年3月に3度目の防衛に成功してから、1年3か月のブランクを経て、2022年6月にアメリカでエステバン・ベルムデスに8RTKO勝ちで4度目の防衛に成功しました。しかし、2022年11月、寺地拳四朗との王座統一戦で7RTKO負けを喫し、王座を失いました。

ローランド・ジェイ(フィリピン)

32戦17勝10KO14敗1分け、27歳

2020年2月にWBCフライ級ユース王者の畑中健人に挑戦し判定負けでタイトル獲得に失敗しました。その後2勝7敗と精彩を欠いています。しかし、14敗のうちKO負けは2度しかなく、かなり打たれ強そうな感じはします。

展開予想

まずお詫びします。「Leminoの無料配信で観ることができると思います」は間違いでした。「ボクシングレイズ」で映像配信されるようですが、どうやら無料生配信されるようです。ちなみにボクシングレイズは月額980円(税込み)で加入できます。「わしボク」も一応加入してみました。

 

フライ級のテストマッチとしては、ちょっと相手の実力に不満はありますが、タフな選手と予想されますのでとにかくスカッと倒して、もう少し手ごたえのある選手と、世界前哨戦を年内に実現してほしいと思います。とりあえず豪快なKOシーンを、それも早い回での決着を期待したいものです。

試合展開

終始、京口が試合を支配し、多彩なパンチでジェイをを圧倒しました。とくに左のボディブローは効果的にヒットし、中盤ぐらいにはジェイの気持ちが折れるかなと思いました。

しかし、ジェイはしぶといですね~

試合後半に京口が右手を振る仕草をしたので、拳を痛ためたのかな?と思いましたが、試合後のインタビューで判明しました。

試合後半はややペースダウンし、ジェイのしぶとさに攻めあぐねるシーンもありましたが、フライ級転向の試運転としては、まずますの出来だったと思います。出来れば豪快に倒してほしかったですねどね。

ちなみに判定は3-0(3者とも100-90)の大差でした。

 

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