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フェザー級10回戦(2024年6月8日)ニューヨークMSG
ブルース・カーリントン(アメリカ)VSブライアン・デ・ガルシア(パナマ)
両選手のプロフィール
ブルース・カーリントン(アメリカ)WBAフェザー級4位・WBC7位・IBF12位
11戦全勝7KO、27歳 オーソドックス
身長 173センチ リーチ 183センチ
2024年2月にIBFインターコンチネンタル・NABF北米・WBOインターコンチネンタルタイトルを獲得しました。フェザー級で井上尚弥との対戦を待っているようです。
ブライアン・デ・ガルシア(パナマ)元WBA中米フェザー級王者
33戦29勝25KO3敗1分け、30歳 オーソドックス
身長 168センチ
デビュー戦は引き分けましたが、その後20連勝を記録しています。2023年7月にエドワード・バスケスとIBFインターコンチネンタル王座決定戦を行い、判定負けで王座獲得に失敗しました。KO率75%のハードパンチャーです。
試合展開
カーリントンはフェザー級で井上尚弥との対戦を待望しています。そして、リングサイドではBWAA(全米ボクシング記者協会)の表彰セレモニーに出席した井上尚弥が観戦しています。
スピードが違う
カーリントンの左ジャブは長くて速いですね。最小の動きでパンチを外します。ガルシアのパンチはほとんど空を切ります。
3ラウンド終盤、接近戦でカーリントンが上下のパンチをヒットさせます。ガルシアも重そうなパンチで応戦します。4ラウンドはカーリントンが少し距離をとり、手数で圧倒。接近してもアッパーを打つなど、まるでクロフォードのような戦いぶりです。
5ラウンドに入る前のインターバルで井上選手が画面に映りました。
(出典:WOWOW)
5ラウンドにダウンを奪う
5ラウンド中盤からカーリントンがペースアップして、2分過ぎに右フックでダウンを奪いました。立って来たガルシアに落ち着いて攻撃します。もうやりたい放題ですね。
後半に入っても一方的
ガルシアも必死で応戦しますが、ヒットするのはカーリントンのパンチだけです。勝利を確信した余裕の攻撃ですね。前に出て狙い撃ちのように攻め立てます。7ラウンドはボディを集中的に狙い始めました。ラウンド終盤に、右ストレートで2度目のダウンを奪いました。
そして、8ラウンド終盤にロープに詰めて連打を畳みかけ、レフリーが試合をストップしました。
試合終了後、カーリントンが井上に向かって手を上げお辞儀をすると、井上も手を上げこれに呼応していました。
(出典:WOWOW)
最新の世界ランキングでは、カーリントンはWBA1位・WBC3位・IBF11位・WBO3位となっています。WBA王者は、ニック・ボールです。恐らく、1位のカーリントンがボールに挑戦することになりそうですね。これは間違いなくカーリントンの圧勝でしょう。
「わしボク」の独り言
知事を選んだ兵庫県民は大いに反省すべきでしょうね。