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(出典:WOWOW)
最初にラブコールを送ったのはアリーム
ライス・アリーム(アメリカ)WBC5位・IBF3位・WBO1位
20戦全勝12KO、32歳 オーソドックススタイル
身長168センチ リーチ 174センチ
フルトンがフィゲロアと対戦するということで、WBO世界フェザー級暫定王座決定戦を、井上と行うという話でした。しかし、フルトンVSフィゲロアが消滅したことで、アリームとの対戦もなくなってしまったようです。
フルトンはフィゲロアと対戦予定でしたが
当初はフルトン(アメリカ)はフィゲロア(アメリカ)と2月25日に、WBOフェザー級暫定王座決定戦を行う予定でした。しかし、これが3月4日に、フィゲロアはマーク・マグサヨ(フィリピン)とWBOフェザー級暫定王座決定戦を行うことで交渉中との報道が、ESPNから発表されました。
5月にフルトンとタイトルマッチで交渉中
ESPNによると、5月に2団体のタイトルマッチを日本で開催することで交渉中のようですね。フルトンも井上との対戦に前向きだということです。
スティーブ・フルトン(アメリカ)WBC・WBO世界フェザー級王者
21戦全勝8KO、28歳 オーソドックススタイル
身長 169センチ リーチ 179センチ
2021年1月にアンジェロ・ダンディに判定勝ちして、WBO世界S・バンタム級王座を獲得。2021年にブランドン・フィゲロアに判定勝ちして、WBC・WBO統一王座を獲得しました。この選手はアフマダリエフと対照的に技巧派ボクサーです。こちらは井上も捕まえるのに苦労するでしょうね。倒すのは無理だと思います。
ちなみに井上尚弥のサイズ
24戦全勝21KO、29歳 オーソドックススタイル
身長 165cm リーチ 170cm
展開予想
井上は、一番やりにくい相手と対戦することになりましたね。おそらく、井上が過去に対戦したことがないタイプのボクサーだと思います。ボクシングスキルは超一級品、まともにパンチをもらったことはないでしょう。そして、フルトンが勝つことに徹した場合、井上は初めて凡戦を体験することになるかもしれません。一言でいえば「噛み合わない」。
スリリングな場面はほとんどないでしょう。S・バンタム級での井上のパンチの破壊力も不安が残ります。まず、フルトンを倒すのは無理だと思います。仮に倒すようなことがあれば、もう、S・バンタム級を制覇したといっても過言ではないでしょうね。
「わしボク」は、最初に登場したアリームと、S・バンタム級の試運転をする方が得策だと思います。