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ウーゴ・ルイス(メキシコ)VS長谷川穂積
WBC世界Sバンタム級タイトルマッチ(2016年9月16日)
(出典:GAORA)
(出典:WOWOW)
長谷川は相変わらず無謀なチャレンジが好きですね。
よりによってウーゴ・ルイスを選ぶとは、恐れ入りました。
まだ、ノニト・ドネア(フィリピン)の方がチャンスがあるような気がします。
ルイスは亀田興毅さんに挑戦して2-1のスプリットデシジョンで判定負けしています(2012年)。亀田さんはこの時、「ルイスに負けないためにはこれしかない」というような戦い方をしました。ルイスもフリオ・セハ戦とは別人のように精彩を欠いていました。
しかし、長谷川にこの戦い方は出来ません。しかも、今のルイスは亀田さんと戦った時よりはるかにパワーアップしています。
ウーゴ・ルイスは39戦36勝32KO3敗、29歳。身長176㎝の長身ボクサーです。
長谷川は35勝15KO5敗、35歳。身長168㎝のサウスポーです。
ルイスは確かに打たれ強くはないですが、今の長谷川のパンチでは倒れません。
打ち合ったら、早い回で倒されるでしょうね。今度こそ引退です。
唯一の光明は、ルイスが「サウスポーがとても苦手だったらいいな」と、もう神に祈るだけです。
山中慎介VSアンセルモ・モレノ(パナマ)
WBC世界バンタム級タイトルマッチ(2016年9月16日)
(出典:日本テレビ)
ボクシングの定説。「再戦は凡戦になる可能性が高い」と言われています。
例外としてパッと頭に浮かんでくるのは、前述のウーゴ・ルイスVSフリオ・セハ戦ぐらいですね。
戦績は山中が27戦25勝(17KO)2分け、34歳のサウスポーです。
アンセルモ・モレノは、41戦 36勝 (12KO) 4敗 1分、31歳のサウスポーです。4月にWBC2位のスリヤン・ソー・ルンビサイに完勝していますから、実力は十分キープしていますね。
一方の山中は前回の試合を見る限りでは、「神の左」は湿っていましたし、打たれもろさを露呈しました。
山中が勝つなら、恐らく凡戦でしょうが、モレノのパンチが当たるようだと、結構ハラハラして、あわや!の場面も考えられます。
山中の判定負け、もしくはKO負も十分考えられます。