井上尚弥の防衛戦は、TJ・ドヘニーを選ぶのが礼儀でしょう!そして、フェザー級へ階級を上げるのは2年早いと思います。

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目次

(ボクシングビート6月号)

最優先すべきはTJ・ドヘニー

井上は、ルイス・ネリが前日計量で体重オーバーをした場合、試合をしないと明言しました。そのため、リザーブ選手として、ドヘニーを用意していました。ドヘニーはそのためにわざわざ来日してくれました。その借りを返すのが、最優先だと思います。そして、ドヘニーは井上との対戦を希望しています。

サム・グッドマンは、延期を希望

彼は明らかに井上との対戦を嫌がっていますね。ルイス・ネリを圧倒した井上をリングサイドでまともに見たら、躊躇するでしょう。恐らく、井上がフェザー級に階級を上げ、王座が空位になるのを待っているのでしょう。

グッドマンよりドヘニーの方が危険

TJ・ドヘニー(オーストラリア)WBC12位・IBF8位・WBO3位

30戦26戦20KO4敗、37歳 サウスポー

身長 166センチ  リーチ 173センチ

2018年8月、IBF世界S・バンタム級王者岩佐亮佑に挑戦し、判定勝利でタイトルを獲得しました。2019年4月にWBA王者のダニエル・ローマンと王座統一戦を行い、判定で敗れ王座から陥落し、2021年8月にWBA世界フェザー級暫定王座決定戦で判定負けし、2階級制覇に失敗しました。さらに2023年3月にはサム・グッドマンに判定負けを喫して世界ランク脱落。しかし2023年6月、期待のホープ中嶋一輝に4RTKO勝ちし、井上尚弥のスパーリングパートナーをあっさり1RTKOで葬り、世界ランカーに再浮上しました。

サム・グッドマン(オーストラリア)IBF・WBO1位・WBC7位

18戦全勝8KO、25歳 オーソドックス

身長 169センチ  リーチ 169センチ

2021年12月にWBOオリエンタルS・バンタム級タイトルを獲得。2022年5月に富施郁哉(現:日本バンタム級1位)に判定勝ちして、IBFインターコンチネンタルも獲得しました。2023年3月には、TJドヘニーに判定勝ちしています。そして、2023年6月にライース・アリームに判定勝ちして、IBFの指名挑戦権を獲得しました。2024年3月にマーク・シュライブスにTKO勝ちして、「ネリの次は俺だ」と言っていたのですが。

確かにグッドマンはドヘニーに勝っていますが

グッドマンは、スピードやバランスの良さ、パンチの回転の速さ、いずれも申し分ありませんが、パンチ力はなさそうです。前に出てくる選手ですので、井上はやりやすいと思います。目はよさそうですが、パンチのスピードでは井上も負けません。右のカウンターか左のえぐるようなボディブローで仕留めるでしょうね。

最近のドヘニーパンチ力は、全盛期より破壊力がありそな気がします。序盤が危険ですね。ルイス・ネリ戦の初回ダウンが、まだ目に焼き付いていますからね。一発の威力ならネリを上回ると思います。

フェザー級の外野は論外

ルイス・アルベルト・ロペスを筆頭に、フェザー級からオファーが殺到していますが、井上曰く「S・バンタム級に落としてこい!」。「わしボク」もその通りだと思います。フェザー級で戦えば、勝てる可能性も高いし、何よりもこのクラスでは破格のファイトマネーを期待しているのでしょう。そして、もし勝てば一躍スターになれますからね。2年待ってろ!

「わしボク」の独り言

今、日本で人手が余っているのは、間違いなく「芸能界」でしょうね。死のうがやめようが、変わりは腐るほどいますから。

 

 

 

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