目次
(出典:WOWOW)
WBOインターナショナル・バンタム級王座決定戦(2022年6月5日)
ジェイソン・マロニー(オーストラリア)VSアストン・パリクテ(フィリピン)
両選手のプロフィール
ジェイソン・マロニー(オーストラリア)WBC世界バンタム級2位
25戦23勝18KO2敗、31歳 オーソドックススタイル
2018年5月に河野公平に6RTKO勝ちしましたが、2018年10月に、IBF王者のエマヌエル・ロドリゲスに挑戦し判定負けしました。そして、2020年10月、ラスベガスでWBA&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥に挑戦し、7RKO負けを喫しました。
アストン・パリクテ(フィリピン)IBF世界バンタム級6位
33戦28勝23KO4敗1分け、31歳
2018年9月、ドニー・ニエテスとWBO世界S・フライ級王座決定戦を行い、引き分けています。(ちなみに、井岡はニエテスに判定負けしています。)2019年6月にWBO世界S・フライ級王座決定戦で井岡一翔と対戦し、10RTKO負けを喫しました。
試合経過
ラウンド1
パリクテが一回り大きく見えますね。スピードはマロニー方がありそうです。マロニーのボディブローが効果的です。常に前に出るのはマロニーでした。
ラウンド2
パリクテの右はスピードがないですね。マロニーがガードを固めて、接近戦でパンチを放ちます。パリクテのパンチはあまりクリーンヒットしていません。マロニーがペースを支配している感じです。マロニーの方がパンチを当てるのはうまいですね。
ラウンド3
このラウンドは、パリクテが前に出ます。左右のパンチを放ちますが、マロニーはガードを固めて、クリーンヒットを許しません。接近戦でアッパーの打ち合い。ここもマロニーのパンチ方が的確です。中盤、マロニーの右フックがヒットしました。
そして、2分過ぎ、パリクテの右アッパーに合わせた、マロニーの右フックがパリクテの顎をカウンターでとらえます。パリクテは前のめりにダウン!これは効いたでしょう。
パリクテは何とか立ってきました。しかし、後はマロニーが連打を畳みかけ、パリクテが尻もちをついたところで、レフリーが試合をストップしました。
3ラウンド、マローニーがTKO勝ち!
この勝利で、マロニーは再度世界戦線に復帰してくるでしょうね。