阿部麗也がダウンを奪う快勝で2冠王者に! VS丸田陽七太(WBOアジアパシフィック・フェザー級王座決定戦&日本フェザー級タイトルマッチabemaTVで12時45分から生配信)

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目次

WBOアジアパシフィック・フェザー級王座決定戦&日本フェザー級タイトルマッチ(2022年5月15日)

丸田陽七太(森岡)VS阿部麗也(KG大和)

両選手のプロフィール

丸田陽七太(森岡)WBOアジアパシフィック・フェザー級1位、日本フェザー級王者

14戦12勝9KO1敗1分け、25歳 オーソドックススタイル

身長 180cm

デビュー戦で世界ランカーに勝った時は、すぐに世界を狙える逸材がデビューしたと思いましたが、2017年10月にOPBF・Sバンタム級王者の大竹秀典に判定負けしいてから、伸び悩んでいた感じがします。2021年2月に佐川遼にTKO勝ちして、日本フェザー級タイトルを獲得して、ようやく世界へ向けて再発進した感じがします。世界のランキングでも、WBC7位、IBF6位、WBO10位にランクされています。

阿部麗也(KG大和)WBOアジアパシフィック3位、日本フェザー級1位

26戦22勝10KO3敗1分け、29歳 サウスポースタイル

身長173cm

2014年に全勝で新人王を獲得しましたが、翌年にいきなり判定負けして初黒星を喫しています。その後11連勝し、2019年5月、日本王者の源大輝に挑戦し、残念ながら引き分けで、タイトルを獲得できませんでした。その後の、挑戦者決定戦でも佐川遼に判定負け。しかし、2021年11月に最強挑戦者決定戦で、渡部大介にTKO勝ちして、2度目のチャンスを手に入れました。

試合展開

両選手とも前日計量を1回でパスしました。

序盤は駆け引きの応酬でしたが、4ラウンドに丸田のパンチで阿部が右目の上をカットしました。かなりの出血でしたが、5ラウンドから阿部が攻勢に転じました。そして、今度は丸田が左目の上をカット。流血戦です。

丸田はサウスポーの阿部の左に翻弄され、ロープに詰まるシーンが多くなります。この日の阿部はいつになく積極的でした。

7ラウンドに阿部の左ストレートで丸田がダウン!このあたりから、ペースは完全に阿部に傾いた感じです。丸田は最後まで阿部の左のタイミングが読めなかったようです。

判定は3-0(115-112,116-111,118-109)で阿部が勝ち、2つのタイトルを手にしました。

セミファイナルで行われた、OPBF・Sフェザー級王座決定戦は、力石政法がフルマークの判定で渡辺卓也に勝って、タイトルを獲得しました。(力石の兄は、前ライトフライ級王者の矢吹正道)

 

 

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