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(出典:WOWOW)
WBOオリエンタルS・バンタム級タイトルマッチ(2024年3月13日)
サム・グッドマン(オーストラリア)VSマーク・シュライブス(オーストラリア)
両選手のプロフィール
サム・グッドマン(オーストラリア)IBF・WBO1位・WBC7位
17戦全勝7KO、25歳 オーソドックス
身長 169センチ リーチ 169センチ
2021年12月にWBOオリエンタルS・バンタム級タイトルを獲得。2022年5月に富施郁哉(現:日本バンタム級1位)に判定勝ちして、IBFインターコンチネンタルも獲得しました。2023年3月には、TJドヘニーに判定勝ちしています。そして、2023年6月にライース・アリームに判定勝ちして、IBFの指名挑戦権を獲得しました。
マーク・シュライブス(オーストラリア)元オーストラリアバンタム級チャンピオン
15戦13勝9KO2敗、30歳 オーソドックス
身長 160センチ リーチ 164センチ
試合展開
グッドマンは序盤からきびきびした動きで、シュライブスにプレッシャーをかけ、追い詰めます。早くも格の違いを感じました。解説の長谷川さんが「バランスが非常にいいんですよ。」安定した姿勢で相手を追い詰め、ガードが開いたところへ的確にパンチを放ちます。左ジャブはかなりスピードがありますね。
プレッシャーを強め、速い回転でパンチを繰り出します。手数でも圧倒しています。シュライブスに何もさせませんね。3ラウンドには、一方的な展開になってきました。それとクリンチをさせない技術もすごいですね。ロマチェンコに似ています。
ただ、シュライブスは相当被弾しているはずですが、あまりダメージは感じませんね。
そして、4ラウンド中盤、シュライブスが防戦一方になったところで、レフリーが割って入り、試合をストップしました。ダメージはそれほどなさそうですが、このまま続けても打たれ続けるだけでしょうから、仕方がありませんね。
さあ、次は井上尚弥
スピードやバランスの良さ、パンチの回転の速さ、いずれも申し分ありませんが、パンチ力はなさそうです。前に出てくる選手ですので、井上はやりやすいと思います。目はよさそうですが、パンチのスピードでは井上も負けません。右のカウンターか左のえぐるようなボディブローで仕留めるでしょうね。