マイキー・ガルシアがまさかの判定負けで世界戦線から脱落VSサンドール・マーティン(DAZNで生中継)

ウェルター級10回戦(10月16日、日本時間17日)

マイキー・ガルシア(アメリカ)VSサンドール・マーティン(スペイン)

2019年に、マイキー・ガルシアは、エロール・スペンスに完敗してから、どうするのかな?と思っていましたが、2020年2月にジェシー・バルガスとWBCウェルター級ダイヤモンド王座決定戦に勝利して、ウェルター級でまた世界を目指すのかなと。しかし、その後いろいろあって、1年半のブランク。ようやくまた世界戦線再浮上を目指し、今日、リングに登場します。

両選手のプロフィール

マイキー・ガルシア(アメリカ)WBO世界ウェルター級3位

41戦40勝30KO1敗 33歳 右ボクサータイプ

ご存知、世界四階級制覇王者。一時はPFP(パウンドフォーパウンド)に名と連ねるほどの世界のトップボクサーです。エロール・スペンスには完敗したものの、またS・ライト級に戻れば十分世界を狙える力を持っています。

サンドール・マーティン(スペイン)WBA世界S・ライト級7位

40戦38勝13KO2敗 27歳 サウスポースタイル

世界的には全く無名。早い話がマイキーの「かませ犬」といったところでしょうね。

試合経過)

ウェルター級が147ポンドですから、それよりやや軽い145ポンドの契約で行われます。「わしボク」としては、やはり140ポンドのS・ライト級でやってほしかったですね。

1R)

両選手が対峙すると、マーティンの方がやや背が高く見えます。

両選手、ジャブの突き合いで始まりました。ガルシアが少しずつ前に出て、プレスをかけます。マイキーの動きからは、あまりサウスポーを苦手としてないように見えます。

2R)

お互いジャブの差し合いで始まりましたが、突然画面が真っ暗になります。どうやらパソコンの故障ではなく、会場の照明が消えたようです。すぐにライトが付き、試合は再開されました。

ガルシアがファインとをかけ、前に出ます。ガルシアがマーティンをロープに詰め、左右のフックを放ちます。マーティンは左のカウンターを狙っています。ガルシアのプレッシャーが強くなってきましたね。マーティンは苦し紛れに左を放ちます。

3R)

ガルシアがプレスを強めて前に出ます。マーティンは時折、隙を見て左を返します。今日のガルシアはかなり慎重ですね。やはりサウスポーは攻めにくいのかな。それにしてもマーティンは逃げ足が速いですね。

ガルシアの右がヒット、少しずつエンジンがかかってきたようです。ガルシアがロープに詰めて右を打ち込みます。

4R)

マーティンはロープに詰まると、右フックを放ちサイドステップでガルシアのパンチを交わします。ガルシアがプレスをかけてロープに詰めると、うまくステップワークで回り込みます。ガルシアは手数が少ないですね。やっぱり左は苦手のようです。ガルシアが追いかけ、マーティンがするりと逃げる、そんな展開が続きます。

まるで、アンダーカードのWBO世界ライトフライ級タイトルマッチを見ているようです。展開がそっくりなんですよ。

5R)

マーティンはガルシアの攻撃が読めてきたような感じです。ガルシアは責めあぐね攻撃が単調になってきました。マーティンは逃げ足が速く、ガルシアは捕まえることが出来ません。どうやらこれはこのまま最終ラウンドまで行きそうな展開です。ロープに詰めてガルシアが連打を放ちますが、マーティンも結構負けずにパンチを返してきます。

6R)

ガルシアの動きが重いですね。フットワークにスピードがありません。マーティンが反撃に転じます。ガルシアのパンチは空を切るばかりで、ここまで、クリーンヒットはほとんどありません。ガルシアは責めあぐね、マーティンを捕まえられません。

フットワークのスピードが違います。マーティンはガルシアの攻撃をうまくかわし、コンパクトにパンチを返します。

7R)

これは大変なアップセットが見られそうですよ。このままだと、ガルシアは負けると思います。マーティンがペースをつかみつつあります。ガルシアは動きが重く、手数も少ない。そして、右がほとんど当たりません。

マーティンは右をついて、長い左ストレートを放ちます。ガルシアのプレスが弱くなりましたね。ガルシアのパンチはほとんど空を切り、マーティンが的確に左ストレートを返します。

8R)

退屈なラウンドが続きます。ガルシアは本調子からは程遠いですね。マーティンが先にパンチを放つようになりました。ガルシアのパンチは完全に読まれています。ガルシアの動きが止まると、マーティンはすかさずワンツーを打ち込んできます。ガルシアの右はスピードがなく的確さも欠きます。マーティンはロープに詰まる前に、パンチを先に打ってきます。

9R)

マーティンが完全にペースを握りましたね。ガルシアがロープに詰めて連打を放つと、マーティンも必ずパンチを返してきます。ガルシアはマーティンのフットワークについていけません。手数もマーティンの方が上です。

もうマーティンはプレッシャーをほとんど感じていません。このままではガルシアは負けますよ。

10R)

ガルシアが再びプレスをかけ前に出ます。最後の「あがき」か。マーティンは右フックを放ち、うまく体を入れ替えます。そして長い左ストレートを放ちます。ガルシアは最後までマーティンを捕まえることが出来ません。まるで別人のようです。エロール・スペンスに完敗した時よりもひどいですね。

マーティンの左ストレートがガルシアをとらえます。最後のロープ際での打ち合いも、パンチの的確さでは、マーティンに分があるように見えました。

 

さて、判定です。2-0(95-95,97-93,97-93)でなんとマーティンの判定勝ちです。ガルシアは全く無名のマーティンにいいところなく、完敗しました。マーティンが世界戦線に浮上することはないでしょうが、ガルシアにとっては、かなり致命的な敗戦ですね。世界戦からは完全に脱落です。

 

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