デビッド・モレルが豪快に1RKO! VSヤマグチ・ファルカン(WBA世界S・ミドル級タイトルマッチ)

[pc][/pc] [mobile]
[/mobile]

目次

(出典:WOWOW)

デビッド・モレル(キューバ)VSヤマグチ・ファルカン(ブラジル)

WBA世界S・ミドル級タイトルマッチ(2023年4月22日)

両選手のプロフィール

デビッド・モレル(キューバ)WBA世界S・ミドル級王者

8戦全勝7KO、25歳 サウスポー

身長185cm  リーチ 199cm

2020年8月、WBA世界ミドル級暫定王座決定戦でレノックス・アレンに判定勝ちして、デビューわずか3戦目で世界王座を獲得しました。これはロマチェンコと並ぶ最速記録です。そして、2021年1月にレギュラー王者に昇格。2021年12月に2度目の防衛に成功し、これまで4度の防衛戦はすべてKOで勝っています。長身でリーチが約2メートルもあるサウスポー、これは誰でもやり難いでしょうね。

ヤマグチ・ファルカン(ブラジル)WBA6位

28戦24勝10KO1敗1分け1NC、35歳 サウスポー

身長 183センチ  リーチ 188センチ

デビュー戦はノーコンテスト。その後16連勝し、18戦目でクリス・ピアソンに初黒星を喫しました。いくつかの地域タイトルをコレクトし、世界ランキングに名を連ねるようになりました。しかし、名のある選手との対戦はありません。

試合展開

サウスポー対決です。モレルは長いジャブをついて先に仕掛けます。ファルカンのジャブは柔らかいボディワークでかわしています。数字よりも、モレルの方がかなり背が高く見えますね。

瞬き禁止!

モレルの右のフックは威力がありそうです。モレルの右のフックが上下にヒットします。

ラウンド中盤、モレルの右のフックから右のアッパーでファルカンのあごが上がります。ファルカンの足元がややばたつきました。さらにモレルの左アッパーから右フックの返しで、ファルカンが大きくぐらつきます。足をがくがくさせながら左へ移動しますが、ここはモレルは見てます。そしてすぐさま、右フックでファルカンがロープに腰を落とします。

レフリーはダウンを取りました。ロープがなければ倒れていたという判断ですね。ファルカンは立ってきましたが、ダメージは深刻です。

モレルは左右の連打で襲い掛かります。ファルカンはクリンチで逃げるしかありません。左のロングフック2発のあと、ファルカンの捨て身の左フックに合わせて右フックをカウンターで叩きつけると、ファルカンは前のめりにダウン!これは決まりましたね。

レフリーはノーカウントで試合をストップしました。ファルカンは暫く立つことができませんでした。

モレルは1RKOで5度目の防衛に成功しました。ものすごい破壊力ですね。特に右フックが強い!

力の差があまりにもありすぎました。そろそろ、デビッド・べナビデスやサウル・アルバレスとの対戦が見たいですね。この体格ならライトヘビー級でも十分通用すると思います。

 

 

タイトルとURLをコピーしました