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(出典:WOWOW)
ツァン・チレイ(中国)VSジョー・ジョイス(イギリス)
WBO暫定世界ヘビー級タイトルマッチ(2023年9月23日)
両選手のプロフィール
ツァン・チレイ(中国)WBO暫定世界ヘビー級王者
27戦25勝20KO1敗1分け、40歳 サウスポー
身長 198センチ
2014年、プロに転向。2017年、ピーター・グラハムに1RKOで破り、WBOオリエンタルヘビー級王座を獲得しました。2度防衛し王座を返上しました。2022年8月にフィリップ・フルゴビッチと対戦し、初黒星を喫しました。2023年4月にWBO暫定王者のジョー・ジョイスに挑戦し大番狂わせの6RTKO勝ちでアジア人初のヘビー級王者となりました。
ジョー・ジョイス(イギリス)WBO暫定王者
16戦全勝14KO1敗、38歳 オーソドックス
身長 198cm リーチ 204cm
リオ五輪・ヘビー級銀メダリストです。2020年11月、ダニエル・デュボアとの無敗対決に10RTKO勝ちして、WBCインターナショナルシルバー&WBOインターナショナルタイトルを獲得しました。カルロス・タカムにTKO勝ちしてタイトルを防衛し、2022年7月、クリスチャン・ハマーに4RTKO勝ちして、2度目の防衛に成功しました。そして、2022年9月にジェセフ・パーカーとWBO暫定世界ヘビー級王座決定戦を行い、11RTKOで暫定王座を獲得しました。しかし、初防衛戦でツァン・チレイに番狂わせのTKO負けを喫し、王座陥落。
試合展開
今回がダイレクトリマッチなります。
どっしり構えるツァンに対して、ジョイスは前回と同様、ぎこちない動きです。得意の左ジャブも中途半端で、まったくツァンには効果がありません。相変わらず、ツァンの左ストレートにはほとんど反応できていません。ほんとにサウスポーが苦手のようで、ジョセフ・パーカーと戦った時とは別人のようです。
そして、3ラウンド終了間際に、ツァンの右ショートフックがカウンター気味にヒットし、ジョイスがうつぶせにダウン。何とか立ってきましたが、レフリーはカウント10を数えました。
ツァン・チレイが3ラウンドKO勝ちで、初防衛に成功しました。完勝ですね。
「わしボク」の独り言
朝日新聞に載っていましたが、4万円の減税て、1日当たり110円になるようです。まさに、百均減税ですね。