ジョシュ・ウォーリントンが僅差の判定負けで初防衛失敗 VSルイス・ロペス・バルガス(IBF世界フェザー級タイトルマッチ)

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目次

ジョシュ・ウォーリントン(イギリス)VSルイス・ロペス・バルガス(メキシコ)

IBF世界フェザー級タイトルマッチ(2022年12月10日)

両選手のプロフィール

ジョシュ・ウォーリントン(イギリス)IBF世界フェザー級王者

33戦31勝8kO1敗1分け、32歳 オーソドックススタイル

身長 170cm リーチ 170cm

2018年5月にIBF王者のリー・セルビーに判定勝ちして、タイトルを獲得しました。2度防衛して、2021年に王座を返上。2021年2月にマウシリオ・ララと対戦しTKO負け、プロ初黒星を喫しました。ダイレクトリマッチは負傷引き分け。2022年3月にキコ・マルチネスに7RTKO勝ちして再びIBF王座を獲得しました。

ルイス・ロペス・バルガス(メキシコ)IBF1位

28戦26勝15KO2敗、29歳 オーソドックススタイル

2019年5月にルーベン・ビラとWBOインターナショナルフェザー級王座決定戦を行い、判定負けで、タイトル獲得に失敗。その後9連勝して、IBF1位にランキングされ、挑戦権を獲得しました。

試合展開

恐らく判定決着になるだろうと思いましたが、初回を見て確信しました。

ウォーリントンの武器はヘッディングですね。ガードを固め頭から突っ込んで、パンチより先に頭が当たります。ロペスは楽なガードで、頭の低いウォーリントンの顎へアッパーを打ち込みますが、とにかくもみ合いが多くて、レフリーが大変です。

これほどつまらない、見るべきテクニックもパンチもスリリングな場面もない世界戦は、なかなか観られないですね。判定は2-0でしたが、どちらがリードしていたというレベルではなく、どちらも負けという感じでした。

ルイス・ロペス・バルガスがタイトルを獲得しましたが、長くはもたないでしょうね。

阿部麗也なら勝てますよ

ルイス・ロペスは、4団体の中では間違いなく一番弱いチャンピオンですね。6位の阿部麗也なら勝てますよ。ただ、3位のマウシリオ・ララや5位のロペイシー・ラミレスも狙っているでしょうから、なかなかチャンスが回ってこないでしょうね。特にララは、ウォーリントンにTKO勝ちしている強豪です。絶対勝てると思っているはずです。阿部がララと挑戦者決定戦をやるとなると、ちょっと厄介な相手です。

 

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