目次
(出典:WOWOW)
ジャーボンテイ・デービス(アメリカ)VSエクトール・ルイス・ガルシア(ドミニカ共和国)
WBA世界ライト級タイトルマッチ(2023年1月7日)
両選手のプロフィール
ジャーボンテイ・デービス(アメリカ)WBA世界ライト級王者
27戦全勝25KO、28歳 サウスポースタイル
身長166cm リーチ 171cm
2017年1月にホセ・ペドロサに挑戦し、IBF世界S・フェザー級タイトルを獲得しました。このタイトルは1度防衛後、体重オーバーで剥奪されましたが、2018年にWBAのS・フェザー級タイトルを獲得しました。2度防衛後、ユリオルキス・ガンボアとWBA世界ライト級王座決定戦でKO勝ちし、2階級制覇に成功。初防衛戦では、レオ・サンタ・クルスを強烈なアッパーで失神させています。更に、2021年にマリオ・バリオスにTKO勝利して、なんとWBA世界S・ライト級タイトルも獲得しました。この時点で、3階級同時王者となっています。この王座は返上しています。その後ライト級の防衛戦で、イサック・クルスに大苦戦しましたが、デービスのスキルの高さを認識させられ試合です。激戦が予想されたローランド・ロメロ戦も、左フックのカウンター一発で仕留めました。
エクトール・ルイス・ガルシア(ドミニカ共和国)WBA世界S・フェザー級王者
19戦16勝10KO3NC、31歳 サウスポースタイル
身長 175センチ リーチ 170センチ
2022年2月、クリス・コルバートとWBA世界S・フェザー級挑戦者決定戦を行い、大差の判定勝ちで挑戦権を獲得。2022年8月、ロジャー・グティエレスに挑戦しの大差の判定勝ちで王座を獲得しました。
試合経過
下の階級のガルシアの方が一回り大きく見えますね。
前半は、デービスの打ち終わりを狙うガルシアに、デービスは思い切った攻撃がができず、攻めあぐねていましたが、後半から徐々にデービスが距離を詰め、ガルシアを追い詰めます。
そして、8ラウンドにデービスの右フックでガルシアの動きが止まり、9ラウンド開始のゴングにガルシアが応じず、正式には9ラウンド、TKOでデービスが防衛に成功しました。
さあ、次はライアン・ガルシアです。楽しみですね。