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(出典:WOWOW)
ジャロン・エニス(アメリカ)VSカレン・チュカジャン(ウクライナ)
IBF世界ウェルター級暫定王座決定戦(2023年1月7日)
両選手のプロフィール
ジャロン・エニス(アメリカ)WBC4位、WBA3位、IBF3位、WBO2位
30戦29勝27KO1NC,25歳 スイッチヒッター
身長178cm リーチ 188cm
無効試合を挟んで、18連続KO中のハードパンチャーです。2021年にはセルゲイ・リビネッツと世界ランカー対決で6RKO勝ちしています。2022年5月には、世界ランカーのカスティオ・クレイトンに何もさせず2RKO勝ちの圧勝。もう敵はテレンス・クロフォードかエロール・スペンスしかいないでしょうね。
カレン・チュカジャン(ウクライナ)IBF13位
22戦21勝11KO1敗、26歳
身長 177センチ リーチ 173センチ
3戦目に初黒星を喫していますが、その後は19連勝中です。2022年1月にIBFインターコンチネンタルタイトルを獲得し、2022年7月に初防衛に成功しました。
試合展開
エニスは左右にスイッチしながら、チュカジャンを追い回しますが、チュカジャンも速いフットワークでエニスの攻撃をかわし、自分の距離をキープします。前半は、逃げるチュカジャンをエリスが追い回す展開で、噛み合わない展開で終始します。
後半はエリスがプレスを強め、ボディ攻撃にがチュカジャンを追い詰めますが、結局最後までチュカジャンが粘り12ラウンドを終えました。
判定は3-0(3者とも、120-108)でエニスが暫定王座を獲得しました。さすがのエニスもこういった相手に苦手のようですね。