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(出典:WOWOW)
IBF暫定世界ウェルター級タイトルマッチ(2023年7月8日)
ジャロン・エニス(アメリカ)VSロイマン・ビリャ(ベネズエラ)
両選手のプロフィール
ジャロン・エニス(アメリカ)IBF暫定世界ウェルター級王者
31戦30勝27KO1NC,26歳 スイッチヒッター
身長178センチ リーチ 188センチ
無効試合を挟んで、18連続KO中のハードパンチャーです。2021年にはセルゲイ・リビネッツと世界ランカー対決で6RKO勝ちしています。2022年5月には、世界ランカーのカスティオ・クレイトンに何もさせず2RKO勝ちの圧勝。2023年1月の暫定王座決定戦では、カレン・チュカジャンを最後まで捕まえきれずに大差の判定でタイトルを獲得。しかし、今日の相手は強敵ですよ。
ロイマン・ビリャ(ベネズエラ)IBF2位
27戦26勝24KO1敗、30歳 オーソドックス
身長 178センチ リーチ 183センチ
KO率89%のハードパンチャーです。今年の1月に24戦無敗の世界ランカー、ラシティ・エリスに判定勝ちして、チャンスをつかみました。
試合展開
エニスが上下にジャブを放ちペースを握る
エニスは初回から積極的にジャブを放って、リズムをつかみます。ビリャは前に出るものの、あまり手を出しません。かなり警戒している感じです。一発強打を狙っているようですね。3ラウンドぐらいから、ビリャも大振りのパンチを返しますが、ほとんどクリーンヒットしません。
エニスは頻繁にスイッチして手数で圧倒
エニスは初回から頻繁にスイッチしています。そして、スピードでも手数でも圧倒。ビリャも強引に応戦しますが、パンチの的確性ではエニスに軍配が上がりますね。しかし、少しずつビリャの手数が増えてきました。ビリャは結構いいパンチをもらっていますが、顔色一つ変えませんね。
6ラウンド終盤、エニスが連打
6ラウンド終盤、エニスの右フックでビリャが腰を落とし、そして左右の連打で、さすがのビリャも足がばたつきダウン寸前に追い込まれました。
エニスはフットワークが速いし、ボディワークも巧みなので、離れても接近しても自分のパンチだけを当てることが出来ます。
その後もエニスの強烈なパンチが、ビリャの顔面、ボディにヒットしますが、ビリャはしぶとく粘ります。しかし、これだけ打たれたら、ダメージがたまっているのは間違いないでしょうね。
10ラウンド中盤ビリャが崩れ落ちる
ジャブをビシビシ決めて、ラウンド中盤、左右連打を畳みかけると、ついにビリャが崩れ落ちました。レフリーはすぐに試合をストップしました。
エニスが10ラウンドKO勝ちで、初防衛に成功しました。エニスが突出した強さを見せつけた試合でしたね。ひょっとすると、テレンス・クロフォードより強いかもしれません。
「わしボク」の独り言
ジャニーズの性被害、て、ずいぶん前から騒いでいますが、「わしボク」はジャニーズに全く興味がないので、なんで騒いでいるのか全然知りませんし、知りたくもありません。芸能界なんてまともな世界じゃなんですから、何があろうと自己責任です。いやならやめて、もっとまともな仕事に就けばいいだけのことですよ。