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(出典:WOWOW)
ザンダー・ザヤス(プエルトリコ)VSロベルト・バレンスエラ(メキシコ)
NABF・NABO北米S・ウェルター級タイトルマッチ(2023年9月15日)
両選手のプロフィール
ザンダー・ザヤス(プエルトリコ)NABF・NABO北米S・ウェルター級王者・WBO3位・IBF14位・WBC15位
16戦全勝10KO、21歳 オーソドックス
身長 178センチ リーチ 188チ
トップランク社が16歳の時に青田買いしたプエルトリコの天才ボクサーです。「わしボク」が今、注目しているスター候補の一人です。2022年8月にエリアス・エスパダスにTKO勝ちして、NABO北米S・ウェルター級タイトルを獲得しました。初防衛戦はしぶといアレクシス・サラサールを倒しきれずに判定勝利に終わり、2023年6月のロナルド・クルス戦も倒しきれず、ややパワー不足が将来の不安材料になってきていますね。
ロベルト・バレンスエラ(メキシコ)
25戦21勝20KO4敗、24歳 オーソドックス
身長 180センチ リーチ ?
まだ24歳でKO率80%の強打者です。
試合展開
初回にザヤスが2度ダウンを奪う
初回、いきなりザヤスのタイミングの良い、左ジャブのカウンターで早くもダウンを奪いました。バレンスエラにそれほどのダメージはなさそうです。そしてもみ合いの中でザヤスが2度目のダウンを奪いますが、これは明らかに押し倒した感じです。このレフリーはボンクラですね。
2度のダウンを奪ったザヤスですが、相手がパンチ力のある選手なので、慎重に戦っています。むしろバレンスエラの方が積極的に前に出てパンチを放ちます。ジャブの的確性はやはりザヤスが上ですね。
3ラウンドにバレンスエラの鼻柱がカット
バレンスエラが常に前に出て、パンチを放ちますが、ザヤスは下がりながら、冷静に的確なパンチをヒットしています。左ジャブはバレンスエラの顔面をとらえています。このあたりから、バレンスエラの鼻柱の上あたりから出血か見られるようになりました。そして4ラウンド途中で、ドクターチェックが入りました。かなり深い傷ですね。
とりあえず続行となりましたが、またもドクターチェック。何とかこの回は試合が続行されました。バレンスエラの気合はわかりますが、この傷はかなり深そうです。
5ラウンド勝負に出たバレンスエラですが、ザヤスの連打を浴びて、レフリーが試合をストップしました。これはザヤスの5ラウンドTKO勝ちです。
2試合連続で判定勝利が続き、ようやくTKO勝利となりましたが、やはりパワー不足が目立ちますね。世界戦線に浮上するには1~2年はかかりそうです。この大きな壁を乗り越えないと、世界は無理ですが、まだ21歳ですから、じっくり今後の活躍を見守りましょうか。
「わしボク」の独り言
堺市が政令指定都市になって、ずいぶん経ちますが、堺市民に何も良いことはありません。ただ、住所が長くなっただけです。全く迷惑な話です。堺市長はバカですね。