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ウェルター級12回戦(2024年2月4日)
コナー・ベン(イギリス)VSペーター・ドブソン(アメリカ)
両選手のプロフィール
コナー・ベン(イギリス)WBC5位
22戦全勝14KO、27歳 オーソドックス
身長 173センチ リーチ 173センチ
父親は2階級制覇王者のナイジェル・ベン。2018年7月にWBAコンチネンタル王座決定戦に判定勝ちして、タイトルを獲得し、地味に4年間で7度の防衛を果たしています。イギリスを主戦場にし、名のある対戦相手はありません。イギリスはボクシング人気が高いので、こういう地域タイトル戦でも十分興行が成り立つのでしょうね。
ペーター・ドブソン(アメリカ)
16戦全勝9KO、33歳 オーソドックス
身長 178センチ
2022年6月にロドリゴ・ダミアン・コリアと対戦したのが最後で、およそ1年半ぶりのリング復帰となります。
試合展開
序盤からベンが積極的に攻めてペースを握ったように思いましたが、4ラウンドあたりからベンの右が当たらなくなりました。ドブソンはベンの動きを見ていたのでしょうね。右のタイミングを掴んだようです。ベンの攻撃パターンも単調ですね。
その後はドブソンが固いガードと巧みなボディワークで、ベンにクリーンヒットを許しません。
試合後半になって、ベンが少しペースアップしましたが、ドブソンはほとんどのパンチをボディワークでかわし、ベンは決定打を打ち込むことが出来ません。その後は、退屈なラウンドを消化するだけでしたね。クリーンヒットだけなら、ドブソンの方が多かったように思います。
しかし、判定は開けてびっくり。大差がついていました。3-0(119-109,119-109,118-110)でベンの圧勝です。「わしボク」は僅差でベンかな~でもドブソンの勝ちもあり得るかも、と思ってましたから。
「わしボク」の独り言
残念です。穴口さんが亡くなりました。意識が回復しないのは心配していましたが、危機は脱したと思っていましたからね。ご冥福をお祈りします。ボクシングファンにとって、こういう事故が一番辛いですね。