目次
酷い話です。無料なのはアンダーカード2試合だけでした。あとは3000円の追加金が必要なので、仕方なく購入しました。3000円は息子がプレゼントしてくれました。ラッキー!
WBA世界S・ウェルター級タイトルマッチ&WBO同級暫定王座決定戦(2024年8月4日)
イスライル・マドリモフ(ウズベキスタン)VSテレンス・クロフォード(アメリカ)
両選手のプロフィール
イスライル・マドリモフ(ウズベキスタン)WBA世界S・ウェルター級王者
11戦10勝7KO1分け、29歳 オーソドックス
身長 174センチ リーチ 174センチ
何と、デビュー戦がWBAインターコンチネンタルS・ウェルター級王座決定戦でした。そして、TKO勝ちでいきなり地域タイトルを獲得しています。その後3度防衛し、2021年12月にミシェル・ソロと対戦し9RTKO勝ちしています。2022年7月のダイレクトリマッチは謎の負傷引き分けに終わりました。2024年3月にマゴメド・クルバノフと王座決定戦を行い、WBA世界S・ウェルター級の王座を獲得しました。
テレンス・クロフォード(アメリカ)WBO・WBA世界ウェルター級王者
40戦全勝31KO、36歳 スイッチヒッター
身長 173cm リーチ 188cm
2014年、リッキー・ハーンズに判定勝ちして、WBO世界ライト級王座を獲得。2015年にS・ライト級王座を獲得し、2階級制覇を達成しました。5度の防衛後、ジュリアス・インドンゴに3RTKO勝ちして、4団体統一王者になりました。2018年にジェフ・ホーンに9RTKO勝ちして、3階級制覇を達成しました。2021年11月にショーンポーターを10RTKOで下し、5度目の防衛に成功しています。そして、2023年7月、ついにエロール・スペンスと対戦し、9RTKO勝ちで4団体統一王者となりました。その後はIBFとWBCははく奪。
展開予想
クロフォードはウェルター級でも、それほどフィジカルの強さは感じさせませんでした。3キロ強の体重増で、さらにフィジカルの強い相手と戦うことになりますね。11連続KO勝ちを続けているクロフォードですが、さすがに階級を上げていきなりKOを狙う危険は冒さないと思います。長いリーチとスイッチで幻惑し、接近戦での戦いは避けると思います。
そうなると、凡戦になるような気がしますね。負けることはないでしょう。
試合展開
一言いうと「凡戦」。こんな切れのないクロフォードを観たのは久しぶりです。3000円返せ!
それはともかく、クロフォードが辛勝でタイトルを獲得しました。こんなクロフォードを観るのなら、もう引退してほしいですね。
アンダーカードも豪華
ジャレッド・アンダーソンがKO負け!
ヘビー級12回戦
アンディ・ルイス(アメリカ) 引き分け ジャレル・ミラー(アメリカ)
「わしボク」は、ミラーが明確に勝っていたと思います。
ヘビー級10回戦
マーティン・バコーレ(コンゴ共和国)5RTKO ジャレッド・アンダーソン(アメリカ)
アンダーソンの化けの皮が剥がれましたね。初回にダウンを奪われ、その後もバコーレのパワーに押され、アンダーソンのパンチは速いだけで威力はありません。特に右のパンチはオープン気味で、相手にダメージを与えることはできないでしょうね。5ラウンドはバコーレのパワーに圧倒され、3度目のダウンでレフリーが試合をストップしました。 アンダーソンの完敗でしたね。
WBA世界スーパーライト級タイトルマッチ
ホセ・バレンズエラ(アメリカ) 判定 イザック・クルス(王者、メキシコ)
突貫小僧のクルスのブーメランフックは空回りし、バエンズエラが的確にパンチをヒットしていました。
WBAレギュラー・ライトヘビー級王座決定戦
デビッド・モレル(キューバ) 判定 ラディボジェ・カラジッチ(アメリカ)
序盤からモレルがペースを握りましたが、カラジッチの長くて速いジャブと巧みなディフェンスにはばまれ、決定打を打ち込むことが出来ませんでした。はっきり言って凡戦ですね。
- ライト級10回戦
- アンディ・クルス(キューバ) 7RKO アントニオ・モラン(メキシコ)
- スーパーミドル級10回戦
- スティーブ・ネルソン(アメリカ) 5RKO マルコス・ラモン・バスケス (メキシコ)
- ウェルター級6回戦
- ジヤド・アルマユーフ(サウジアラビア) 引き分け ミハイル・ブリク(ポーランド)