オシャキー・フォスターが12RTKO勝ちで初防衛に成功 VSエドゥアルド・エルナンデス(WBC世界S・フェザー級タイトルマッチ)

目次

(出典:WOWOW)

オシャキー・フォスター(アメリカ)VSエドゥアルド・エルナンデス(メキシコ)

WBC世界S・フェザー級タイトルマッチ(2023年10月29日)

両選手のプロフィール

オシャキー・フォスター(アメリカ)WBC世界S・フェザー級王者

22戦20勝11KO2敗、30歳 スイッチヒッター

身長168センチ  リーチ 182センチ

現在9連勝中です。2020年11月にミゲール・ローマンにKO勝ちしてWBCシルバーS・フェザー級王座を2度防衛し、3度目の防衛にも成功しました。そして、2023年2月にWBCフェザー級王者のレイ・バルガスとWBC世界S・フェザー級王座決定戦を行い、大差の判定でタイトルを獲得しました。無敗のバルガスに初黒星をプレゼントしました。

エドゥアルド・エルナンデス(メキシコ)WBC1位

35戦34勝31KO1敗、25歳 

身長 168センチ  リーチ 173センチ

2019年7月にロヘル・グティエレスに1RKO負けで初黒星を喫しました。(グティエレスは2021年1月にWBA世界S・フェザー級王座を獲得しています。)その後は6連続KO勝利中です。

展開予想

メインのカードは12時頃と予想されています。

エルナンデスの強打は魅力的ですね。ただ、フォスターは曲者です。相手の力を出させないテクニックを持っている、実につまらないボクサーです。スピードがあってディフェンスもうまいので、フォスターにペースを奪われると、エルナンデスの強打は空転するでしょうね。おそらく、フォスターのごまかしボクシングが勝利を掴むでしょう。でも、エルナンデスの強打に期待したいですね。

試合展開

序盤はエルナンデスが前に

予想通りエルナンデスが前に出て、左ジャブで距離を取ってサークリングします。パンチの的確性ではフォスターに軍配が上がりますね。エルナンデスの攻撃がワンパターンなので、フォスターは打ち終わりを狙ってパンチを返します。

徐々にプレスを強めるエルナンデスですが、なかなかフォスターに効果的なパンチをヒットすることが出来ません。

後半になってフォスターも応戦

7ラウンドはフォスターも下がらず応戦し、打ち合いになりましたが、8ラウンドはまたフォスターがジャブをついてサークリング。フォスターのパンチもやや雑になってきましたが、エルナンデスも疲れてきましたね。

9ラウンドはエルナンデスがやや下がり気味で、スタミナ回復に努めているようです。そして、10ラウンドにエルナンデスが最後の力を振り絞って攻め立てますが、11ラウンドにフォスターの右フックでエルナンデスが腰を落とし、フォスターが連打を浴びせます。

最後はスタミナの違いか

完全にガス欠のエルナンデスにフォスターの右ストレートがヒットし、ついにダウン!

立って来たエルナンデスにさらに右フックでフォスターが2度目のダウンを奪いました。12ラウンド残り30秒、逃げ切れるかと思いましたが、フォスターの連打を浴びたエルナンデスを見て、レフリーが試合をストップしました。

12ラウンドTKO勝ちで、フォスターが初防衛に成功しました。

「わしボク」の独り言

登山でもし遭難しても助けを呼ぶな。どうしても助けてほしいなら、1億円ぐらいは用意しとけ!

 

 

 

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