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(出典:WOWOW)
ヘスス・モノ・ラモス(アメリカ)VSヘスス・ボホルケス(メキシコ)
ウェルター級(66.67キロ以下)10回戦(2021年2月27日)
両選手のプロフィール
ヘスス・アレハンドロ・ラモス(アメリカ)WBA世界S・ライト級10位
14戦全勝13KO、19歳 左サウスポースタイル
身長 178cm リーチ 183cm
ヘスス・ボホルケス(メキシコ)
26戦24勝18KO2敗、33歳 右オーソドックススタイル
身長 173cm リーチ 178cm
試合経過
1R)
S・ライト級から階級を上げてきたラモスの方が、一回り大きく見えますね。身長差も5cm以上ありそうです。
ボホルケスがじりじりと前に出ます。ラモスはゆったりと構え、右ジャブを突きながら距離を取ります。ラモスが長い右ジャブを多用しています。ボホルケスは、このジャブが邪魔で距離を詰めることが出来ません。中盤からボホルケスが左にスイッチしました。なかなか器用な選手かもしれません。戦績も立派ですし、KO率も70%とパンチ力もありそうです。
ラモスは右のジャブ上下に打ち分け、うまく自分の距離を保っています。終盤、ラモスの右ジャブがカウンター気味にヒットしました。ボホルケスはなかなか手が出ません。
2R)
ボホルケスが積極的に前に出てパンチを放ちます。ラモスはがっちりとガードを固めて右ジャブを突きます。ラモスの右ジャブは長くて的確です。1分過ぎ、マラボホルケスが左にスイッチしました。
ラモスが左ストレートがボホルケスの顔面にヒットし、フェイントをかけ強烈な右フックがボホルケスの顔面を捉えました。ボホルケスは仰向けにダウン!これは立てないかもしれませんね。
何とかカウント8で立ってきましたが、ダメージは深刻です。ラモスが左右のパンチを一方的に打ち込むと、全く反撃できないボホルケスを見て、レフリーが試合を止めました。普通ならTKO勝ちですが、カリフォルニア州のルールではKO勝ちとなります。「わしボク」もこのルールには大賛成です。TKOというのは、負傷などでドクターストップになった場合に適用する方が、実情に即していると思います。
ラモスは、右のジャブも長くて的確ですし、手数も多いですね。しかも、詰めに入った時の左の打ち方も力みがなくて、的確に相手をとらえています。まだ強豪との対戦はありませんが、今日のボホルケスも戦績だけならかなりの強敵ですよ。そしてまだ、19歳ですから。これからが楽しみですね。
1年前の試合ですが見逃していましたので、遅まきながら本日投稿させていただきました。
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