イスライル・マドリモフVSミシェル・ソロ(WBA世界S・ウェルター級挑戦者決定戦)あっけない結末で3Rテクニカルドロー!

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目次

イスライル・マドリモフ(ウズベキスタン)VSミシェル・ソロ(フランス)

WBA世界S・ウェルター級挑戦者決定戦(2022年7月9日)

両選手のプロフィール

イスライル・マドリモフ(ウズベキスタン)WBA世界S・ウェルター級1位

8戦全勝6KO、27歳

何とデビュー戦で、WBAインターコンチネンタルS・ウェルター級王座決定戦を行い、TKO勝ちでいきなり地域タイトルを獲得しています。その後3度防衛しましたが、2021年12月にミシェル・ソロと対戦し9RTKO勝ちしています。今回が「訳ありの」ダイレクトリマッチとなりますね。

ミシェル・ソロ(フランス)WBA世界S・ウェルター級2位

39戦35勝24KO3敗1分け、34歳 スイッチヒッター

デビューから18連勝で、WBO世界S・ウェルター級王者のサウエベック・バイサンブロフに挑戦しましたが、判定負けでタイトル獲得に失敗しました。その後、引き分けを挟んで12連勝し、WBA世界S・ウェルター級王者のブライアン・カスターニョに挑戦しましたが、またも判定負け(2-1)でタイトル獲得に失敗。昨年、マドリモフにTKO負けし3敗目を喫しました。

展開予想

前回の対戦で、ソロ陣営がマドリモフの反則を主張したため、再戦することになったようです。YouTubeで試合のハイライトを観ましたが、どうやらレフリーがゴングに気付かず、連打を浴びせたマドリモフのTKO勝ちにしたようですね。

マドリモフの右ストレートはかなり威力がありそうです。ソロは左ジャブは長くて速いのですが、右はあまりうまくないですね。今回もマドリモフがボディブローで弱らせて、後半にしとめるような気がします。

試合はロンドンで行われるようです。配信開始が午前3時ですから、時差が8時間あり、ロンドでは前日の午後7時になります。井上尚弥がポール・バトラーとイギリスで対戦するとしたら、また早朝ということになりますね。

試合展開

6時からDAZNを観ました。その時はもうメインのヘビー級12回戦が行われようとしていましたので、とりあえず、過去に戻って最初から見ることにしました。

1試合目のヘビー級8回戦が一番面白かったですね。2RKOで太っちょが負けました。アンディ・ルイスみたいな選手でしたが、あっさり倒されました。3試合目の女子の試合に登場したアリという選手は、顔が小さくて正にボクシング向きの体型をしていました。もちろん判定で勝利し、6連勝無敗です。

あっけない結末

さていよいよ、目的の試合が始まりました。1~2ラウンドは、マドリモフがジャブを上下に放ち、ボディ攻撃が効果的で、「これは早い決着もあるかな」と思わせたのですが、まさかの3ラウンドが待っていました。

開始早々、お互いの頭が当たり、ソロが額から出血。血がしたたり落ちていましたね。これは終わりかな、と思いましたが、何のアナウンスもなく(あっても英語なので分かりませんが)、そのうち、マドリモフがグローブを外しだしたので、やっぱり終わりだなと分かりました。

「わしボク」はてっきりノーコンテストだと思いましたが、発表は「テクニカルドロー」でした。普通は4ラウンドを終了しないと、試合が成立しないはずですが、引き分けということは、試合が成立したということなんでしょうね。でも、それならそこまでの採点で、負傷判定となるはずなんですが、採点の発表もなく、ドロー。イギリスなので、ルールが違うのでしょうね。

恐らく、マドリモフVSソロ③がまた行われるのでしょう。

ちなみにメインのヘビー級ポンコツ対決は、二人ともポンコツぶりをいかんなく発揮して、12ラウンドを消化。見事な試合でした。退屈極まりないボクシングでした。しかも、劣勢と思われたチゾラが判定勝ちで、WBAヘビー級インターナショナルタイトルを獲得しました。

「早起きは三文の徳」は嘘ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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