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WBA世界S・ライト級挑戦者決定戦
イスマエル・バロッソ(ベネズエラ)VS平岡アンディ(大橋)
両選手のプロフィール
イスマエル・バロッソ(ベネズエラ)WBA暫定S・ライト級王者
31戦25勝23KO4敗2分け、41歳 サウスポー
身長 174センチ リーチ 175センチ
デビューはなんと2005年8月です。キャリア19年の41歳。2015年にケビン・ミッチェルに5RKO勝ちして、WBA暫定世界ライト級タイトルを獲得しました。しかし、翌年にアンソニー・クロラにKO負けして王座陥落。2023年5月にローランド・ロメロとWBA世界S・ライト級王座決定戦を行い、善戦むなしく9RTKO負けで王座獲得に失敗。しかし、「わしボク」の見た限りでは、あまりにもレフリーのストップが早すぎるように思いました。これで終わらないのがバロッソです。2024年1月、WBA暫定王座決定戦でオハラ・デービスに1RTKO勝ち。再び世界戦線に戻ってきました。
平岡アンディ(大橋)WBA6位
23戦全勝18KO、28歳 サウスポー
身長 182センチ リーチ 188センチ
2019年7月に近藤明広に判定勝ちしてから、9連続KO勝利中です。2021年10月に佐々木尽に11RTKO勝ちしています。しかし、名のある選手との対戦がなく、その実力は未知数ですね。
展開予想
バロッソは41歳です。しかも4敗のうち3つがKO負け。数字だけ見れば、平岡が倒して勝つような気がしますね。しかし、このクラスは世界と日本のレベルの差がかなりあります。早い回に平岡が倒されても不思議ではありません。まともに打ち合ったら勝ち目はないでしょうね。
試合展開
序盤から堅実ボクシングを展開した平岡が、6ラウンドに押し倒したようなダウンを奪い、勢いを増します。8ラウンドにバロッソが出てきましたが、うまく受け流し、9ラウンドに決定的なダウンを2度奪い、ラウンド終了間際に、バロッソ陣営からギブアップのサイン。
平岡が9ラウンドTKO勝ちで、挑戦権を獲得しました。