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WBA世界バンタム級タイトルマッチ
井上拓真(大橋)VSジェルイン・アンカハス(フィリピン)
11月15日に予定されていましたが、井上拓真がろっ骨を骨折したため、延期になっていました。
両選手のプロフィール
井上拓真(大橋)WBA世界バンタム級王者
19戦18勝4KO1敗、28歳 オーソドックス
身長 164cm リーチ 163cm
2013年にプロデビューしました。2018年12月にCPフレッシュマートとWBC暫定世界バンタム級王座決定戦を行い、判定で王座を獲得。しかし、翌年11月にノルディーヌ・ウバーリに大差の判定負けで王座陥落、初黒星を喫しました。2023年4月にリボリオ・ソリスとWBAバンタム級王座決定戦を行い、判定でタイトルを獲得しました。
ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)WBA7位
39戦34勝23KO3敗2分け、32歳 サウスポー
身長 166cm リーチ 169cm
2016年にマックジョー・アローヨに挑戦し、判定でIBF世界S・フライ級タイトルを獲得。その後9度の防衛に成功しましたが、2022年2月にマルチネスに大差の判定負けを喫し、10度目の防衛に失敗しました。そして、ダイレクトリマッチでも大差の判定で惨敗を喫しました。2023年6月に再起戦をTKO勝利で飾っています。
試合展開
マルチネス戦のアンカハスは別人のように打たれてましたね。あのアンカハスなら、井上の楽勝でしょう。しかし、しぶといアンカハスを倒すのは難しですね。
雑なパンチで強引に攻めるアンカハスに対して、井上はコンパクトに的確にパンチを返しペースを握ります。そして、9ラウンドにボディブローでダウンを奪い、KO勝ちで初防衛に成功しました。