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4団体統一世界フライ級タイトルマッチ(2025年9月21日)
ガブリエラ・フンドラ(アメリカ)VSアレクサス・クビキ(カナダ)
両選手のプロフィール
ガブリエラ・フンドラ(アメリカ)4団体統一王者
17戦16勝8KO1NC、23歳 サウスポー
身長 175センチ リーチ175センチ
2023年10月にIBFフライ級王座を獲得しました。1度防衛後、2024年11月に3団体王者のガブリエラ・アラニスを7RKOで倒し、22歳7か月の最年少で4団体王座を獲得しました。セバスチャン・フンドラの実妹です。2025年4月に7RTKO勝ちで統一王座防衛に成功しました。
アレクサス・クビキ(カナダ)IBF4位・WBA8位・WBC11位・WBO1位
14戦13勝2KO1敗、オーソドックス
試合展開
序盤からフンドラが長いリーチを生かして、的確にワンツーをヒットし、ペースを掴みます。さらに上下に打ち分け、クビキは時折パンチを放ちますが、単発に終わってします。
それでも試合の中盤には、クビキもフィジカルの強さを生かし、強引に接近してパンチを放ちますが、フンドラの長いリーチに阻まれてしまいます。
6ラウンドから明らかにフンドらがペースアップして、クビキを圧倒します。そして、7ラウンドちょうど1分。フンドラが連打を畳みかけると、レフリーが試合をストップしました。
女子の軽量級ではフンドラが圧倒的に強いでしょうね。身長175cmもあれば、バンタムやフェザーでも十分通用するでしょうし、パワー負けもしないと思います。
フライ級と言えば先日ご紹介した、日本女子のキュートボクサー、漣バルがいますが、15cmの身長差は、セバスチャン・フンドラにギブアップしたティム・チューを思い出してしまいますね。フンドラが階級を上げてから、世界を狙いましょう。