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ノ・サミュング(韓国)VS清水聡(大橋)
東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ(2017年10月2日)
竹中良から、まさかの逆転KOでタイトルを獲得したノ・サミュングの初防衛戦です。
ノは14戦11勝4KO3敗。
そして清水がついにそのタイトルに挑みます。3戦全勝3KO。清水にとっては世界への足掛かりとなる重要な試合となります。
ノはWBC15位にもランクされており、勝てば世界ランクも手に入れることが出来でしょう。
竹中がなぜ10Rに急に失速したのか謎ですが、それまでは竹中がリードしていました。ノにそれほど怖いパンチがあるとも思えませんし、テクニックでは清水が圧倒的に上でしょう。
前半での圧勝KOを期待します。
末吉大(帝拳)VS高畑里望(ドリーム)
日本S・フェザー級王座決定戦(2017年10月7日)
尾川堅一が王座を返上したため、日本ランク1位と2位で王座決定戦が行われます。
末吉は伊藤雅雪に負けて以来、12連勝中と絶好調です。16戦15勝10KO1敗、26歳。試合の翌日に27歳になります。
私は、金子大樹との対戦を予想していたのですが、突然の引退発表にびっくり。
内山高志に負けて以来、ずっと精彩を欠いていましたが、いつか復活することを期待していただけに残念です。
2位の高畑は21戦13勝5KO7敗1分け、38歳。尾川堅一にはTKO負けしていますし、金子にも判定負けしています。
油断は禁物ですが、末吉がここで躓くわけにはいかないでしょう。スカッと勝って、伊藤雅雪とのリベンジマッチが見たいですね。
大竹秀典(金子)VS丸田陽七太(森岡)
東洋太平洋S・バンタム級タイトルマッチ(2017年10月13日)
なんとも魅力的な組み合わせですね。
ベテランで世界戦も経験しているベテラン大竹と、デビューからスター街道を突っ走るホープ丸田。
大竹は34戦29勝13KO2敗3分け、36歳。
2014年にイギリスでWBA王者のスコット・クイッグに挑戦し、大差判定負けを喫しましたが、大竹のタフネスさにはびっくりさせられました。
和氣慎吾の代役で急きょ決まった試合にもかかわらず、しっかり体を仕上げたプロ意識は大したものです。
丸田は5戦全勝4KO、20歳。日本6位。OPBF1位。
知名度ではこちらのイケメンホープの方が上かもしれませんね。
デビュー戦でいきなり世界ランカーに判定勝ちし、ユース世界王座も獲得しています。
しかし、丸田もこのチャンピオンはそう簡単に倒すのは難しいでしょうね。
テクニックでは丸田が上だと思いますが、後半になって丸田のスタミナが切れたりすると、大竹のタフネス差に手を焼くかもしれません。
大竹をあっさり倒すようだと、丸田は本物ですね。
10月22日の世界戦3試合については別途
WBA世界ミドル級タイトルマッチ
アッサム・エンダム(フランス)VS村田諒太(帝拳)
WBC世界フライ級タイトルマッチ
比嘉大吾(白井・具志堅)VSトマ・マソン(フランス)
WBCライトフライ級タイトルマッチ
拳 四朗(BMB)VSペドロ・ゲバラ(メキシコ)