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世界中が注目?村田諒太の次戦
本田会長は、アッサン・エンダムとの再戦は「2人のジャッジの処分が条件」と、WBA会長のダイレクトリマッチの提案に否定的です。
WBCとWBOからもオファーが来ているようですし、まだまだ選択肢が多く、そう簡単には決まりそうにないですね。
ただ、「このまま引退」だけは勘弁してほしいと思います。
結論を焦らず、ゆっくり考えて、最善の選択をしてほしいと願うばかりです。
少なくとも村田の力は、世界のトップクラスで十分通用することが証明されたわけですから、思い切ったマッチメイクも考えられます。
今のゲンナディ・ゴロフキンなら「ひょっとしたら」と思いますし、カネロ・アルバレスとも十分勝負ができるような気がします。
アッサン・エンダム戦はあまり魅力がありませんね。最後の選択肢でいいでしょう。
とにかく、辞めるなら、ゴロフキンやカネロとやってからでも遅くはないですよ。
それとSミドル級という選択肢もあります。このクラスはミドル級とライトヘビー級に挟まれて、かなりレベルが低い階級だと思います。ねらい目です。
それにして村田諒太は、負けて名前を上げましたね。
山中慎介の13度目の防衛戦が決まる
8月にメキシコのWBC世界バンタム級1位のルイス・ネリーと、13度目の防衛戦を行うことが決まりました。今度の相手は手ごたえがありそうですよ。
23戦全勝17KO、22歳。無敗でKO率が高く、しかもサウスポーです。
左のパンチなら山中が上でしょうが、最近不用意にパンチをもらうようになった山中には危険な相手です。
しかし、ネリーも決してディフェンスは堅くないようですし、特に左のガードは低くて甘いですね。バンタム級にしてはあまり動きは機敏ではありません。
左もストレートはそんなにスピードはないようですが、左ボディアッパーがしつこそうですね。1発で倒すタイプではなく、しつこい連打で倒すボクサーです。
序盤はしっかり様子を見て、慎重に戦えば13度目の防衛も見えてくると思います
。とにかく不用意に右の返しを打たないことです。なんとなくスタミナがなさそうに見えたので、後半勝負です。
亀海喜寛がミゲール・コットと世界戦
ヘスス・ソト・カラスとの第2戦が評価されたのでしょう。
ミゲール・コットはあと2戦で引退することを公言していますが、その第1戦に選ばれました。
しかも、世界タイトルマッチですよ。
WBO世界Sウェルター級王座決定戦です。8月26日、ロサンゼルスで行われます。
コットは45戦40勝33KO5敗、36歳。WBO1位。
亀海は32戦27勝24KO3敗2分け、34歳。WBO5位。
全盛期を過ぎたとはいえ、コットのパンチはまだまだ破壊力があります。
亀海はパンチを殺すのが上手いので、そう簡単にコットのパンチをまともにもらうことはないでしょうが、コットには当然うまさもあります。
やはり、5ポイント前後の判定負けかな?