目次
比嘉大吾の防衛戦(3月5日)
WBCユース・フライ級タイトルマッチ
比嘉大吾VSロメル・オリベロス(フィリピン)
(出典:日テレG+)
比嘉は私の一押しの世界チャンピオン候補です。
今回の相手のオリベロスは東洋太平洋フライ級15位。比嘉はまだ日本フライ級6位ですから、それなりに手応えのある相手だとは思います。
しかし、今の比嘉の実力から考えると、このあたりの相手でてこずる訳にはいきません。スカッとKOで仕留めてくれると思います。
この試合は日テレG+で生放送されます。楽しみですね。
次はそろそろ日本タイトルに挑戦してほしいですね。
現王者の粉川は世界ランカーですから、勝てば同時に世界ランクも手に入ります。
問題は、3月18日の粉川拓也VS黒田雅之の勝者が受けてくれるかどうかです。
金子大樹の再起戦
ジョムトーン、仲村と連敗を喫した金子の再起戦が行われます。
ライト級8回戦(3月11日)
金子大樹VS相馬一哉
まだ27歳です。早く日本タイトルをKOでガンガン防衛していたころの金子を取り戻して、もう一度世界にチャレンジしてほしいですね。
相手はノーランカーの相馬。中年の星と呼ばれている35歳の選手です。たしか彼はSライト級で試合をしていたような気がします。
どうやら金子はライト級で再出発するみたいですね。
しかし、ジョムトーンと対戦した時は完全にフィジカル面で負けていましたから、ライト級はどうでしょう。
ちなみにこの日のメインは、柴田昭雄VS西田光の東洋太平洋&日本ミドル級タイトルマッチです。残念ながらテレビ放映はなさそうです。
丸田七陽太の第二戦
デビュー戦で世界ランカーに圧勝した丸田の第二戦が行われます。
Sバンタム級6回戦(3月20日)
丸田七陽太VSクルンシン・ガオラーンレックスジム(タイ)
デビュー戦の勝利で日本Sバンタム級11位にランクされましたが、残念ながら世界ランクを手に入れることはできなかったようです。
IBFバンタム級10位だったジェイソン・カノイ(フィリピン)は世界ランクから姿を消しましたが、丸田がそれにとって代わることはできませんでした。
試合が6回戦だったからでしょうかね~
それにしてもこのマッチメイクは最悪ですね。私が一番危惧していたタイの観光ボクサーが相手です。
これからのマッチメイクが大変そうです。
「天声人語」に一言
2月22日の朝日新聞の天声人語を読んでいましたら、変なことが書いてありました。
赤色と青色を対比させて、赤は情熱、青は沈着、というような内容でしたが、そのたとえで最後にボクシングを引用していました。
「ボクシングなどでは赤コーナーの方が青コーナーより勝率が高いという研究もあるという」
こんなアホみたいな研究、一体誰がしているのでしょうね。
ボクシングファンなら当たり前の話ですが、赤コーナーはその試合の位の上の選手、青コーナーは下の選手というのが一般的な慣例です。
例えば、赤コーナーはチャンピオン、青コーナーは挑戦者というのが一般的です。(最近のアメリカでは違う場合もあるようですが)
したがって、赤コーナーの方が勝率の高いの当たり前の話です。コーナーの色はボクシングの勝敗とは関係ありませんよ。
私はこの研究をしている人の名前を知りたいですね。
天声人語さん、安易な引用でコラムの内容が台無しですよ~。