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この試合が、この日の中で一番面白い展開になると思いますよ。
WBC・WBO世界S・フライ級王座統一戦(2025年7月20日)
ジェシー・ロドリゲス(アメリカ)VSプメレレ・カフ(南アフリカ)
両選手のプロフィール
ジェシー・ロドリゲス(アメリカ)WBC世界S・フライ級王者
21戦全勝14KO、25歳 サウスポー
身長 164cm リーチ 170cm
2022年2月、WBC・S・フライ級決定戦でクアドラスからダウンを奪う大差の判定勝利で、タイトルを獲得しました。本来2階級下の選手ですが、S・フライ級の身体が出来てくれば、このクラスで最強になるかもしれません。それを証明したのが2022年6月の初防衛戦ですね。最強の挑戦者と言われた、難攻不落のシーサケット・ソールンビサイに8RTKO勝ちしたことでしょう。2022年10月にタイトルを返上し、フライ級へ転向し、2023年4月に王座決定戦でWBO世界フライ級王座を獲得しました。2023年12月には、IBF王者のサニー・エドワーズと統一戦を行い、9R終了TKO勝ちで、統一王者になりました。そして、王座を返上してS・フライ級に階級を上げ、2024年6月にWBC王者のファン・フランシスコ・エストラーダに挑戦し、7RKO勝ちで王座を獲得しました。さらに暫定王者のペドロ・ゲバラも3RTKOに下し、王座を統一しました。
プメレレ・カフ(南アフリカ)WBO王者
14戦11勝8KO3分け、30歳 サウスポー
身長 168cm リーチ 163cm
2023年8月にIBFインターナショナルS・フライ級王座を獲得し、12月には南アフリカS・フライ級王座を獲得しています。しかし、なぜこの選手が世界ランカーなのか、とても不思議でした。ところが2024年10月、WBOのタイトルマッチで田中恒成からダウンを奪う快勝で、王座を獲得しました。
展開予想
この階級で、ロドリゲスに勝てる相手はいないでしょう。特にエストラーダに勝った試合は見事でしたね。カフが田中恒成に勝ったのには驚きましたが、この時点で田中は世界戦を戦える体調ではなかったようですね。ロドリゲスは11月にフェルナンド・マルチネス対戦することが決まっています。こんなところで躓くわけにはいきませんね。あっさり前半で仕留めるでしょう。