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矢吹正道(緑)VSロナルド・チャコン(ベネズエラ)
IBF世界ライトフライ級挑戦者決定戦(2023年1月28日)
両選手のプロフィール
矢吹正道(緑)IBF8位・WBA13位・WBC11位・WBO8位
18戦14勝13KO4敗 30歳 オーソドックススタイル
身長166cm リーチ ?
2016年12月に新人王タイトルの決勝戦で中谷潤人に判定負け(ほぼ互角の戦いでした)
2020年7月に佐藤剛を1RKOで倒し、日本ライトフライ級タイトルを獲得
2020年12月に大内淳雅に判定勝ちして、初防衛に成功(これがキャリア唯一の判定勝利)
2021年9月にWBC王者の寺地拳四郎に挑戦し、10RTKO勝ちで王座を獲得
2022年3月に寺地とのダイレクトリマッチで3RKO負けで王座陥落
2022年9月に世界4位のタノンサック・シムシーに7RTKO勝ちで再起戦を飾る
ロナルド・チャコン(ベネズエラ)IBF7位・WBA8位
30戦28勝19KO1敗1分け、31歳
1敗はデビュー戦で判定負けしたもです。現在8連続KO勝利中のハードヒッターですが、名のある選手のとな対戦はありません。
試合経過
両選手、前日計量を一発でパスしています。KO決着必至の対戦となるでしょうね。
序盤から左ジャブで矢吹がペースを握ります。中盤から矢吹のボディ攻撃がチャコンにダメージを与え、7ラウンドに2度ダウンを奪います。
8ラウンドにもダウンを奪い、試合はほぼ一方的になってきました。そろそろ倒すかなと思いましたが、チャコンも粘ります。9~10ラウンドは、矢吹の攻勢に必死で応戦します。
このまま判定かなと思われた11ラウンド。ボディブローからワンツーの連打で防戦一方になったチャコンを見て、レフリーが試合ストップしました。格の違いを見せましたね。
矢吹の完成度は高いですね。もう少し積極的に倒すボクシングをすれば、人気も出ると思うし、世界も間違いなく取れると思います。フィジカル的には2階級制覇も可能でしょうね。