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(出典:WOWOW)
先ずは、残念な話題に触れておきます
ロシアがウクライナへの侵攻を始めて、はや一カ月が経ちます。そして、ボクシングファンにも残念なニュースが届いています。ワシル・ロマチェンコがウクライナ軍に入隊したため、6月の世界戦が中止になりました。オレクサンダー・ウシクも入隊したようです。何とか無事に生き残って、また、ボクシング界に復帰してほしいものです。それよりも1日も早く、ロシアはウクライナの侵略戦争を止めるべきですね。
WBAスーパー・IBF世界ミドル級王座統一戦(2022年4月9日)
村田諒太(帝拳)VSゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)
さあ、気を取り直して、この世紀の対決に注目しましょうか。過去、日本で行われた世紀の対決については、ボクシングマガジン4月号をお読みください。ちなみに、村田の報酬が推定4億円、ゴロフキンは10億円以上らしいです。これじゃ、地上波のテレビ局は手が出ませんね。
両選手のプロフィール
村田諒太(帝拳)WBAスーパー世界ミドル級王者
18戦16勝13KO2敗、36歳 右オーソドックススタイル
身長 184cm リーチ 190cm
2017年5月に、WBA世界ミドル級王座決定戦でアッサム・エンダムと対戦し判定負け。しかし、再戦で7RTKO勝ちして、タイトルを獲得しました。2018年にロブ・ブラントに判定負けして、タイトルを手放していますが、これも再戦で、2RTKO勝ちして、王者に返り咲いています。2019年12月、スチーブン・バトラーに勝って初防衛に成功してから、2年4か月のブランクがあります。
ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)IBF世界ミドル級王者
43戦41勝36KO1敗1分け、40歳 右オーソドックススタイル
身長 179cm リーチ 178cm
カザフスタンは、間にロシアを挟んで、ウクライナの東にある大きな国です。
2010年にWBA世界ミドル級タイトルを獲得し、なんと20度も防衛しています。その間にWBCタイトルやIBFタイトルも獲得しています。そして、2018年9月に、サウル・アルバレスとの再戦で初黒星を喫し、王座陥落。2019年10月にIBF王座決定戦で判定勝ちし、再び世界王座に返り咲いています。2020年12月に初防衛に成功してから、1年4か月のブランクがあります。
試合展開予想
体格では村田がやや上回っていますが、それほどアドバンテージになるとは思えません。ただ、ゴロフキンにパワー負けすることはないでしょう。
村田が勝つには、被弾覚悟で前に出て、とにかく先手先手で攻めるしかありません。少しでも迷って、ゴロフキンの様子を見て、後手に回ったら勝てないでしょうね。ゴロフキンに全盛期のパンチ力はないでしょうから、よほどのことがない限り、村田が前半で倒されることはないと思います。
とにかく強引に攻めて、手数で上回らないと、スキルではゴロフキンの方が一枚も二枚も上。テクニック合戦になったら、大差の判定で負けてしまいます。
村田が前半に倒さない限り、最終ラウンドまで行ったら、ゴロフキンの手が挙がることになります。
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(以上)