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IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ(2024年2月17日)
アドリアン・クリエル(メキシコ)VSシベナティ・ノンティンガ(南アフリカ)
両選手のプロフィール
アドリアン・クリエル(メキシコ)IBF王者
29戦24勝5KO4敗1分け、25歳 オーソドックス
身長 163センチ リーチ ?
2016年3月にデビュー。2018年6月にユースライトフライ級シルバー王者のダニエル・バジャレス(現IBFミニマム級王者)に挑戦し、判定負けで王座獲得ならず。その後も短い間隔で試合をこなしています。そして、2023年11月にノンティンガに挑戦し、大番狂わせの2RKOで王座を獲得しました。
シベナティ・ノンティンガ(南アフリカ)IBF7位
14戦13勝9KO1敗、25歳 オーソドックス
身長 165センチ リーチ 170センチ
2022年9月に王座決定戦でエクトル・フローレスに判定勝ちしてタイトルを獲得。2023年には初防衛成功しました。しかし、2度目の防衛戦で無名のクリエルに2R失神KO負けで王座陥落。今回。ダイレクトリマッチでリベンジなるでしょうか。
試合展開予想
わずか4KOのクリエルが、ワンパンチでノンティンガを失神させ、大番狂わせでタイトルを獲得しました。果たしてクリエルがこの勝利で大化けするのか、ノンティンガが手堅く試合を進め、判定でリベンジを果たすのか、これは何とも言えません。
展開が読めないだけに、非常に楽しみな対戦と言えるでしょう。順当なら、ノンティンガの判定勝ちですね。
司会展開
序盤から両者、接近して激しい打ち合いを展開します。しかし徐々にクリエルのパワーに押されて、ノンティンガがロープに詰まるシーンが多くなってきます。2ラウンドにはノンティンガの鼻から出血。7ラウンドにはノンティンガが減点を取られ、ますます敗戦が濃厚になっていきます。
ただ、クリエルも手数は多く見た目は優勢ですが、パンチの的確性にかけ、ノンティンガに決定的なダメージを与えることが出来ません。
ややクリエルの手数が減った9ラウンド終盤に、ノンティンガの左フックでクリエルが大きく体勢を崩します。そして、10ラウンドに右フックのカウンターで大きく体勢を崩したクリエルに、ノンティンガが連打で追い打ちをかけ、ダウンを奪います。試合再開後にノンティンガが連打をまとめたところで、レフリーが試合をストップしました。
10ラウンド、(多分)逆転TKOでリベンジを果たし、タイトルを奪還しました。