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(出典:WOWOW)
中谷潤人(M.T)VSフランシスコ・ロドリゲス(メキシコ)
S・フライ級10回戦
両選手のプロフィール
中谷潤人(M・T)WBO世界フライ級王者
23戦全勝18KO、24歳 左サウスポースタイル
身長 171cm リーチ 170cm
2016年、矢吹正道に判定勝ちして、新人王を獲得しました。2020年11月に、ジーメル・マグラモにKO勝ちして、WBO世界フライ級タイトルを獲得。そして初防衛戦は何とアメリカで行い、アンヘル・アコスタにTKO勝ちしました。2022年2月、山内涼太に8ラウンドTKO勝ちで2度目の防衛に成功しています。
フランシスコ・ロドリゲス・ジュニア(メキシコ)WBO世界S・フライ級2位
42戦36勝25KO5敗1分け 29歳 オーソドックススタイル
身長 163cm リーチ 165cm
2013年にローマン・ゴンザレスと対戦しKO負け。2015年7月にドニー・ニエテスに挑戦し判定負けで、WBO世界ライトフライ級タイトル獲得に失敗しました。2021年9月にWBOS・フライ級王者の井岡一翔に挑戦し僅差の判定負けで王座獲得に失敗しました。その後は2連勝して世界戦線に浮上しています。
展開予想
WBO世界フライ級王者の中谷が、S・フライ級でWBO2位のロドリゲスと対戦します。中谷はちょっと厄介な相手を選びましたね。ロドリゲスは元IBFミニマム級王者で、2021年9月に井岡一翔に挑戦し、井岡が大苦戦した相手です。「わしボク」の採点ではロドリゲスが勝っていました。さすがの中谷もロドリゲスを倒すのは難しいでしょう。S・フライ級ではトップクラスの実力者です。
恐らく中谷は新人王決勝で戦った矢吹以来の難敵相手に、思うような試合展開は出来ないような気がします。何とか判定で勝つと思いますが、S・フライ級の壁を感じることでしょうね。逆にロドリゲスを倒すようなことがあれば、2階級制覇を達成したも同然でしょう。
試案展開
序盤はロドリゲスのパワーに押され気味でしたが、中盤からペースを握り、危なげなく判定で勝利を獲得しました。まさに試運転でしたね。