ロベイシ・ラミレスが再起戦を7RKOで飾る VSブランドン・ベニテス(NABO北米フェザー級王座決定戦)

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目次

(出典:WOWOW)

NABO北米フェザー級王座決定戦(2024年6月29日)

ロベイシ・ラミレス(キューバ)VSブランドン・ラミレス(メキシコ)

両選手のプロフィール

ロベイシ・ラミレス(キューバ)全WBO世界フェザー級王者

15戦12勝8KO2敗、30歳 サウスポー

身長 168センチ  リーチ 173センチ

鳴り物入りでプロ入りした2連続五輪金メダリストのラミレスが、デビュー戦でダウンを奪われ、まさかの判定負けを喫した時は、多くのボクシングファンがびっくりしたでしょうね。相手は全くの無名の選手でしたから。リオ五輪の決勝では、あのシャクール・スティーブンソンに勝って金メダルを獲得しています。それだけに注目のデビュー戦だったのは、言うまでもありません。

その後、この相手(アダン・ゴンザレス)と再戦し、判定勝ちしています。更にエリック・ドノバンとの10回戦で圧巻の3RTKO勝利をおさめ、ようやく本来の力を発揮してきました。そして、2022年6月、USBA全米・WBOグローバル・フェザー級王座決定戦で無敗の世界ランカーのエイブラハム・ノバを5Rに左フック一発で倒し、タイトルを獲得しました。2023年4月にアイザック・ドクボエとWBO王座決定戦を行い、判定勝ちしてタイトルを獲得しましたが、2023年10月の2度目の防衛戦で、無名のエスピノサに判定負けして王座を明け渡しました。

ブランドン・ベニテス(メキシコ)WBO6位・IBF7位

23戦21勝9KO2敗、26歳 オーソドックス

身長 170センチ

現在7連勝中と、勢いのある選手です。しかし、前日計量で約0,5キロオーバーしました。そのぐらい、何とかせえよ!

試合展開

1ラウンド後半からラミレスが前に出て、2ラウンドは積極的にプレッシャーをかけ、手数が増えてきました。しかし、ベニテスも長いリーチを生かしてパンチを返します。数字以上にベニテスが大きく見えますね。

3ラウンドはベニテスが前に出たところへ、ラミレスが左右のフックを放ち、ややギアを上げた感じです。それでもベニテスは前に出てパンチを放ちます。さすが世界ランカーですね。パンチはKO率以上に力強い感じがします。

4ラウンド以降もラミレスが下がりながら、的確にパンチをヒットします。ベニテスも手数は減りませんね。

そして7ラウンド残り30秒のところで、ラミレスの突き上げるような左アッパーから右フックの返しで、ベニテスが前のめりにダウン!これは効いたでしょう。ベニテスは立ち上がることが出来ず、カウントアウト。

ラミレスが7ラウンドKO勝ちで、再起戦を飾りました。

次はエスピノサへのリベンジでしょうか。「わしボク」はスティーブ・フルトンかブルース・カーリントンと対戦してほしいですね。

 

 

 

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