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フリオ・セサール・マルチネス(メキシコ)VSロナル・バティスタ(パナマ)
WBC世界フライ級タイトルマッチ(2023年5月7日)
フリオ・セサール・マルチネス(メキシコ)WBC世界フライ級王者
23戦19勝14KO1敗2NC、28歳 オーソドックス
身長 157.5センチ リーチ 162.5センチ
この選手、なんとデビュー戦は負けているんですね。その後は順調に連勝し、2019年12月にクリストファー・ロサレスにTKO勝ちして、WBC世界フライ級タイトルを獲得しています。ロサレスといえば、2018年4月に体重オーバーした比嘉大吾に9RTKO勝ちして、WBC世界フライ級タイトルを獲得した選手です。
なお、マルチネスはその後、2020年2月に初防衛に成功しています。2022年3月、WBCタイトルを保持したままロマゴンと対戦し、大差の判定負けを喫しました。しかし、2022年12月に4度目の防衛に成功しています。
ロナル・バティスタ(パナマ)WBA世界S・フライ級8位
17戦15勝9KO2敗、26歳
身長 162.5センチ リーチ 167センチ
デビュー4戦目でTKOしています。その後9連勝して、2019年12月、ミーシャン・アロイヤンとWBA世界フライ級ゴールド王座決定戦行い判定負け。現在3連勝中。
展開予想
実力差はかなりありそうですが、凡戦になりそうな気がします。KO決着は期待できないでしょうね。その場合は「試合展開」は3行ぐらいで終わらせます。
試合展開
2ラウンドからマルチネスがプレスを強め、あとは少しずつ一方的な展開になってきます。さらにマルチネスは頻繁にスイッチし、多彩な攻撃でバティスタを圧倒します。
中盤からバティスタが前に出て、反撃に転じますが、マルチネスはロープを背にカウンターを狙います。
その後はマルティネスもやや省エネボクシングに切り替え、ラウンド終盤だけラッシュする戦法に切り替えます。
そして、11ラウンド、1分過ぎにマルチネスがバティスタをロープに詰め、バティスタが防戦一方になったところで、レフリーが割って入りました。あまり効いていないような気がしましたが、まあ、これだけ一方的な試合では仕方がないでしょうね。
マルティネスが11ラウンドTKO勝ちで5度目の防衛に成功しました。