ノニト・ドネア、後半失速し判定負けでタイトル獲得ならず VSアレハンドロ・サンティアゴ(WBC世界バンタム級王座決定戦)WOWOWオンデマンドで7月30日9時から生配信

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目次

(出典:WOWOW)

ノニト・ドネア(フィリピン)VSアレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)

WBC世界バンタム級王座決定戦(2023年7月30日)

両選手プロフィール

ノニト・ドネア(フィリピン)WBC世界バンタム級1位

49戦42勝29KO7敗、40歳 オーソドックス

身長 170cm リーチ 174cm

2019年11月、WBSSの決勝で井上尚弥に判定負けしました。

その後、井上拓真に勝ったノルディーヌ・ウバーリを倒して、WBCのタイトルを獲得し、2021年12月、レイマート・ガバリョに4RKO勝ちして、初防衛に成功しています。

フライ級からスタートして、一時はフェザー級まで階級を上げていますが、バンタム級で負けたのは、井上尚弥だけです。「わしボク」が一番強いと思った試合は、ウラジミール・シドレンコを力づくでなぎ倒したときですね。おそらくバンタム級だったと思います。

しかし、井上尚弥と2022年6月に3団体統一をかけて再戦し、2RTKO負けを喫し、王座陥落。1年間、紆余曲折があり、ようやく、サンティアゴとWBCバンタム級の王座決定戦を行くことになりました。

アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)WBC世界バンタム級4位

35戦27勝14KO3敗5分け、28歳 オーソドックス

身長 159センチ  リーチ 166センチ

3敗のうち2敗は6回戦時代に喫したものです。2018年9月にIBF世界S・フライ級王者のジェルウィン・アンカハスに挑戦し、惜しくも引き分けでタイトル獲得に失敗。2021年11月にゲーリー・アントニオ・ラッセルと対戦し判定負けで3敗目を喫しました。2022年は3戦全勝、井上尚弥に挑戦したこともあるアントニオ・ニエベスにも10月29日にTKO勝ちしています。

展開予想

誰もが心配するのは、ドネアの仕上がり具合でしょうね。井上に倒されたダメージの回復も気になります。万全な状態でリングに上がるのであれば、サンティアゴに負けることはないでしょう。

しかし、小柄なサンティアゴもパワーアップしてきています。3敗していますが、KO負けはありません。ドネアにとってはやり難い相手かもしれません。倒すのは難しいでしょう。

試合展開

ドネア、まずまずの立ち上がり

序盤はドネアがゆったりしたペースで、状態はよさそうに見えましたが、スピードはサンティアゴの方が勝っていましたね。中盤あたりから、サンティアゴがぐいぐいと前に出てきて、ドネアが押され気味になります。ドネアにいつものパワーが感じられません。

後半、ドネアが失速

後半はサンティアゴのスピードとパワーに押されて、特に各ラウンド後半は、サンティアゴのパンチをまともにもらうシーンが続き、「わしボク」には、ほぼサンティアゴの一方的な展開になったように見えました。ドネアは後半、完全に失速し、左フックもサンティアゴに読まれて、空を切る場面が多くなります。終盤は、もうドネアに余力は残っていませんでしたね。完敗です。

判定は3-0(115-113,116-112,116-112)でサンティアゴが王座を獲得しました。

「わしボク」の独り言

「わしボク」実は競泳が好きで、予選も決勝も録画してます。でも、「アーティスティックスイミング(旧シンクロ)」や「飛び込み」、そして「水球」は全く興味がありません。

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