目次
WBC世界ヘビー級タイトルマッチ(4月23日:日本時間4月24日)
(出典:WOWOW)
WBC世界ヘビー級タイトルマッチ
タイソン・フューリー(イギリス)VSディリアン・ホワイト(イギリス)
この試合は、WOWOWで24日朝5時から生中継されます。イギリスとの時差が8時間なので、現地では午後9時頃となりますね。「わしボク」は、とりあえず録画して、なるべく早く起きて追っかけ再生するつもりです。
両選手のプロフィール
タイソン・フューリー(イギリス)WBC世界ヘビー級王者
32戦31勝22KO1分け、33歳 オーソドックススタイル
身長 206cm リーチ 216cm 体重 120キロ
2015年11月、ウラジミール・クリチコに判定勝ちして4団体統一王座を獲得しましたが、その後病気でタイトルを返上し、3年間のブランクを作りました。2018年に復帰し、12月にWBC王者のワイルダーに挑戦しましたが、引き分けで王座獲得に失敗。しかし、2020年の再戦でTKO勝ちしタイトルを獲得し、3度目の対戦でもKO勝ちで初防衛に成功しました。
ディリアン・ホワイト(イギリス)WBC世界ヘビー級暫定王者
(暫定王者:WBCの場合、正規王者が他の団体と統一戦を行う時に、暫定王座決定戦を行うようですが、あまり自信はありません。団体によってバラバラですからね。今回のタイトルマッチは、王者を一人に絞ろうという狙いで行われます)
30戦28勝19KO2敗、34歳 オーソドックススタイル
身長 193cm リーチ 198cm 体重 115キロ
2015年12月にアンソニー・ジョシュアと対戦し、7RTKO負けで初黒星を喫しました。2019年7月にオスカル・リバスに判定勝ちして、WBC暫定王座を獲得。初防衛戦でアレクサンデル・ポペトキンに5RKO負けでタイトルを失いましたが、再戦で4RTKO勝ちして、タイトルを獲得しています。
試合経過)
ホワイトに勝つ要素が見つかりません。フューリーは相手によって戦い方をかえてきますので、何とも言えませんが、ホワイトが好戦的なボクシングをするようだと、早い回に決着がつくでしょう。
残念なのは、フューリーがこの試合を最後に引退を表明していることです。是非、オレクサンダー・ウシク(ウクライナ)と決着をつけてほしいですね。それから、ロマチェンコの生存がSNSで確認されています。まずは一安心です。
ただ今、セミファイナルが行われています。何と9万人以上の観衆が見守っています。しかも誰一人マスクをしていません。
1R
13cmの身長差は、予想以上に体格が違いますね。ホワイトはサウスポーに構えています。まだ、お互い様子見といったところです。ラウンド終盤、フューリーの右ストレートがヒットしました。
2R
フューリーもサウスポーに構えましたが、すぐにお互い右構えになりました。フューリーは軽いワンツーを放ちます。前に出るのはホワイトです。
3R
フューリーの右ストレートがヒット。手数はフューリーの方が多いですね。ホワイトはなかなか中に入れません。フューリー、今日はアウトボクシングで打ち終わりを狙っています。これは倒すボクシングではありませんね。
4R
フューリーは左ジャブから右ストレートを放ちます。ホワイトはフューリーの左ジャブが邪魔ですね。接近するとフューリーの長い腕に巻き込まれます。少しずつフューリーのペースになってきました。フューリーのワンツーは速いですね。ホワイトがバッティングでカットしたようです。
5R
フューリーのボディブローがヒット。ホワイトのパンチは届きません。フューリーはワイルダー戦とは別人のように、堅実な戦い方です。フューリーの右ボディから右ストレートがヒットしました。終盤フューリーの右ストレートがヒット。ホワイトは完全に攻めあぐねています。
6R
フューリーの左ジャブがシャープです。ホワイトもボディブローを放ちますが、あまり効果はありません。フューリーが速いワンツーを放ちます。しかし、フューリーは無理をしませんね。
ラウンド終盤、フューリーの右アッパーで、ホワイトが仰向けにダウンしました。何とか立ってきましたが、ふらつくホワイト。レフリーは試合をストップしました。アッパーはこの日一発も打ってないように思います。狙ってたんでしょうね。
(出典:WOWOW)
タイソン・フューリーが6ラウンド2分59秒、TKO勝ちです。
オレクサンダー・ウシクとの統一戦を期待していましたが、やはり、フューリーはこの試合を最後に引退するようですね。