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WBA・WBO世界S・ウェルター級タイトルマッチ(2026年6月28日)
久しぶりにこんな面白い試合を観ました。ボクシングの醍醐味満載でしたね。
ザンダー・ザヤス(プエルトリコ)VSジャロン・エニス(アメリカ)
ザンダー・ザヤス(プエルトリコ)WBA・WBO王者
23戦全勝13KO、23歳 オーソドックス
身長 178cm リーチ 188cm
トップランク社が16歳の時に青田買いしたプエルトリコの天才ボクサーです。2022年8月にエリアス・エスパダスにTKO勝ちして、NABO北米S・ウェルター級タイトルを獲得しました。初防衛戦はしぶといアレクシス・サラサールを倒しきれずに判定勝利に終わり、2023年6月のロナルド・クルス戦も倒しきれず、ややパワー不足が将来の不安材料になってきています。2025年7月にホルヘ・ガルシア・ぺレスに大差の判定勝ちでWBO王座を獲得しました。さらに2026年2月にWBA王者のアバス・バルーと統一戦を行い、2-1のきわどい判定で、何とか王座統一に成功しました。
ジャロン・エニス(アメリカ)WBA暫定王者
35戦34勝30KO1NC、28歳 スイッチヒッター
身長178センチ リーチ 188センチ
2021年にセルゲイ・リビネッツと世界ランカー対決で6RKO勝ちしています。2023年1月の暫定王座決定戦では、カレン・チュカジャンを最後まで捕まえきれずに大差の判定でタイトルを獲得。2023年7月、強豪のロイマン・ビジャにKO勝ちして初防衛に成功しました。3度防衛し、2025年4月にWBA王者のエイマンタス・スタニオニスと王座統一戦を行い、6R終了TKO勝ちでWBA・IBF王座統一に成功しました。その後両タイトルを返上し、S・ウエルター級に転向。2025年10月にWBA世界S・ウェルター級挑戦者決定戦を行い1Rにあっさり倒し、その後暫定王座に認定されましたが、返上しています。
試合展開
ザヤスにとっては過去最強の相手でしょうね。パンチ力では圧倒的にエニスが上ですが、ボクシングスキルはザヤスが勝っているような気がします。ザヤスがエニスの強打をどこまでかわしきれるかが勝負の分かれ目でしょう。
とにかく、無事に試合が始まることを願うだけです。
1ラウンドに早くもザヤスがダウン
エニスのパンチがシャープで、特に左ストレートはザヤスよりスピードがありますね。そして開始1分過ぎにエニスの左ストレートが2発ヒットし、右フックでザヤスがダウンしました。驚きの展開ですね。まさかの波乱の幕開けです。
どうやらザヤスはエニスの左ストレートに反応できていないようです。それでも3ラウンドに右ストレートがヒットし、エニスは結構ダメージがあったようです。パンチのスピードが落ちて、クリンチで逃げます。ザヤスにもう少しパンチ力があればダウンを奪っていたでしょうね。
ザヤスが2度目のダウン
4ラウンドは激しパンチの応酬がありましたが、5ラウンドに右アッパーでザヤスが2度目のダウン!立って来たザヤスはかなり攻め込まれましたが、上体の動きで何とかこのラウンドを逃げ切りました。
7ラウンドに勝負
6ラウンドに一休みしたエニスが7ラウンドに勝負に出ました。左右の連打に晒されたザヤスが膝を突きました。ここでレフリーが試合をストップしました。
ザヤスの完敗でしたが、非常にスリリングでボクシングのだいご味を堪能しました。ザヤスはまだ23歳ですので、再起を期待しましょう。

