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(出典:WOWOW)ナバレッテがあわやKO負けのピンチ(対リアム・ウィルソン)
エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)VSロブソン・コンセイサン(ブラジル)
WBO世界S・フェザー級タイトルマッチ(2023年1月17日)
両選手のプロフィール
エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)WBO世界S・フェザー級王者
39戦38勝31KO1敗、28歳 オーソドックス
身長 170cm リーチ 183cm
2018年にWBO世界S・バンタム級王者のアイザック・ドグボエに挑戦し、判定勝ちで王座を獲得。3度防衛後、王座を返上しました。階級をフェザー級に上げ、2020年10月にルーベン・ビラとWBO王座決定戦で2度のダウンを奪い、判定で2階級制覇を達成しました。3度目の防衛戦でエドゥアルド・バエスに6RKO勝ちした後、王座を返上し階級を上げました。2023年2月にリアム・ウィルソンとWBO世界S・フェザー級王座決定戦を行い、ダウンを奪われる大苦戦の末、逆転KOでタイトルを獲得しました。2023年8月にオスカル・バルデスに完勝し初防衛に成功しています。
ロブソン・コンセイサン(ブラジル)WBC・WBO世界S・フェザー級11位
20戦17勝8KO2敗1NC、35歳 オーソドックス
身長 179cm リーチ 178cm
2016年のリオ五輪金メダリストです。2021年9月にWBC世界S・フェザー級王者のオスカル・バルデスに挑戦し、判定負けでタイトル獲得に失敗しました。2022年9月にWBC・WBO王者のシャクール・スティーブンソンに挑戦し大差の判定負けを喫しましたが、スティーブンソンも体重超過でタイトルを剥奪されました。
試合展開
ナバレッテもフェザー級までは、長いリーチでKOの山を築いてきましたが、S・フェザーではフィジカル面でややきびしくなってきています。コンセイサンは2敗していますが、いずれも世界戦、そしてKO負けは一度もありません。ナバレッテが長いリーチを生かして、身長のハンデをどこまでカバーするでしょうか。ナバレッテの判定勝ちは、間違いないでしょうが、楽な試合にはならないでしょう。
WOWOWの解説者はコンセイサンに序盤からポイントを与えていましたが、「わしボク」はのらりくらりのナバレッテがマイペースで試合を進めていたよう見えました。シャープなパンチを放つコンセイサンにポイントがかなり流れていたようですが、「わしボク」は、2度ダウンを奪ったナバレッテの完勝だと思います。コンセイサンのパンチはシャープでしたが、ナバレッテはほとんどのパンチを殺していましたね。パンチの的確性では、ナバレッテだと思います。
「わしボク」の独り言
動物愛護の皆さん、一度クマが出没する町に住んでみてから、ほざいてください。新潟県民の皆さん、くれぐれも用心して、頑張ってください!