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(出典:WOWOW)
ザンダー・ザヤス(プエルトリコ)VSエイリアス・エスパダス(メキシコ)
NABS北米S・ウェルター級王座決定戦(2022年8月14日)
両選手のプロフィール
ザンダー・ザヤス(プエルトリコ)スーパースター候補
13戦全勝9KO、19歳 オーソドックス
身長177cm リーチ 188cm
エリアス・エスパダス(メキシコ)元WBC中米カリブミドル級王者
27戦22勝15KO4敗1NC、31歳
身長 177cm リーチ 188cm
試合経過
1R
開始1分、左フックでザヤスがダウンを奪いました。実にタイミングのよいカウンターでした。エスパダスはすぐに立ってきましたが、少しダメージがあるように見えます。ザヤスが攻め立てますが、ここはエスパダスも粘ります。前にも言ったと思いますが、ザヤスは、フェリックス・トリニダードに似てますね。
2R
ザヤスが積極的に攻め立てますが、エスパダスも応戦します。非常にスリリングなパンチの交錯が続きます。
3R
ザヤスのボディブローが効いたようです。ザヤスは好戦的で「わしボク」の好みですね。エスパダスはカウンターを狙っていますが、お構いなしにザヤスが攻め立てます。
4R
ザヤスが上下に打ち分けて、一方的に攻撃しています。エスパダスの反撃も空転します。ザヤスに余裕が見られます。ザヤスのボディブローも効果的ですね。
5R
もうペースは完全にザヤスが握っています。そして開始30秒、左ジャブから左フック、返しの右フックで2度目のダウンを奪いました。そして、レフリーが試合をストップしました。
ザヤスの完勝です。5ラウンドTKO勝ちで連勝を14に伸ばしました。それにしても強い勝ち方です。「わしボク」の大好きなボクサーベスト5に入るかも。とても魅力的なボクシングをしますね。イサック・クルスとザヤスはこれから目が離せないですよ。
NABFはWBC傘下の地域タイトルですので、恐らくザヤスはWBCのランキングに登場すると思います。いよいよ世界のトップ選手と対決です。めちゃくちゃ楽しみですね。「わしボク」はティム・チュー(オーストラリア注目のホープ、コンスタンチン・チューの息子です。)よりも強いと思います。