「わしボク」が是非みたい4月の海外ビッグカード3試合。カシメロVSバトラー、フューリーVSホワイト、バルデスVSスティーブンソン

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目次

4月~5月は好カードが目白押しですね。今回は4月の注目カード3試合をご紹介します。

WBO世界バンタム級タイトルマッチ(4月22日:日本時間4月23日)

ジョンリール・カシメロ(フィリピン)VSポール・バトラー(イギリス)

(出典:WOWOW)

この試合は、カシメロが減量にサウナを使ったことで失格、世界戦に出場できなくなりました。2回も不祥事をやらかしたカシメロ。今度はさすがにタイトルはく奪でしょうね。

一応暫定王座決定戦が、急きょ決まりました。

WBO世界バンタム級暫定王座決定戦

ポール・バトラー(イギリス)VSジョナス・サルタン(フィリピン)

カシメロがまた何かやらかすかもしれないと思い、リザーブ選手を用意していたのでしょうか。

両選手のプロフィール

ポール・バトラー(イギリス)WBO世界バンタム級1位

35戦33勝15KO2敗、33歳 オーソドックススタイル

身長 168cm

2014年6月、IBF世界バンタム級王者のスチュアート・ホールに挑戦し、2‐1の判定でタイトル獲得に成功しました。その後、タイトルを返上し、IBF世界S・フライ級王者のゾラニ・テテに挑戦。プロ初黒星のTKO負けで、2階級制覇に失敗しました。2018年5月にエマヌエル・ロドリゲス(WBSSの準決勝で井上尚弥にTKO負け)に判定負けして、タイトル獲得に失敗しています。

ジョナス・スルタン(フィリピン)WBO世界バンタム級4位

23戦18勝11KO5敗、30歳

身長 163cm

2017年9月にジョンリール・カシメロと対戦し判定で勝っています。しかし、翌年の5月にIBF世界S・フライ級王者のジェルウィン・アンカハスに挑戦し、判定負けでタイトル獲得に失敗しました。2021年01月にカルロス・カラバロとWBOインターコンチネンタルバンタム級王座決定戦で判定勝ちし、タイトルを獲得しました。

勝敗予想

決め手に欠く両者、恐らく小差の判定でバトラーが勝つと思います。急きょ試合が決まったスルタンの体調によっては、バトラーのTKOもあり得ますね。やっぱり、カシメロが出ないと面白くないですね。

WBC世界ヘビー級タイトルマッチ(4月23日:日本時間4月24日)

(出典:WOWOW)

タイソン・フューリー(イギリス)VSディリアン・ホワイト(イギリス)

この試合は、WOWOWで24日朝5時から生中継されます。イギリスとの時差が8時間なので、現地では午後9時頃となりますね。そういえば、井上VSロドリゲスの試合も必死で朝5時に起きて観ました。

両選手のプロフィール

タイソン・フューリー(イギリス)WBC世界ヘビー級王者

32戦31勝22KO1分け、33歳 オーソドックススタイル

身長 206cm リーチ 216cm 体重 125キロ

2015年11月、ウラジミール・クリチコに判定勝ちして4団体統一王座を獲得しましたが、その後病気でタイトルを返上し、3年間のブランクを作りました。2018年に復帰し、12月にWBC王者のワイルダーに挑戦しましたが、引き分けで王座獲得に失敗。しかし、2020年の再戦でTKO勝ちしタイトルを獲得し、3度目の対戦でもKO勝ちで初防衛に成功しました。

ディリアン・ホワイト(イギリス)WBC世界ヘビー級暫定王者

30戦28勝19KO2敗、34歳 オーソドックススタイル

身長 193cm リーチ 198cm 体重 112キロ

2015年12月にアンソニー・ジョシュアと対戦し、7RTKO負けで初黒星を喫しました。2019年7月にオスカル・リバスに判定勝ちして、WBC暫定王座を獲得。初防衛戦でアレクサンデル・ポペトキンに5RKO負けでタイトルを失いましたが、再戦で4RTKO勝ちして、タイトルを獲得しています。

結果予想

ホワイトに勝つ要素が見つかりません。フューリーは相手によって戦い方をかえてきますので、何とも言えませんが、ホワイトが好戦的なボクシングをするようだと、早い回に決着がつくでしょう。

WBC・WBO世界S・フェザー級王座統一戦(4月30日:日本時間5月1日)

(出典:WOWOW)

オスカル・バルデス(メキシコ)VSシャクール・スティーブンソン(アメリカ)

この試合が、一番楽しみですね。どんな展開になるのか、ホントに魅力的なカードです。年間最高試合候補ですよ。WOWOWオンデマンドで、5月1日午前頃から先行ライブ配信されます。

両選手のプロフィール

オスカル・バルデス(メキシコ)WBC世界S・フェザー級王者

30戦全勝23KO、31歳 オーソドックススタイル

身長166cm リーチ 168cm

2016年7月に世界フェザー級王座決定戦でTKO勝ちし、タイトルを獲得しました。6度防衛後、タイトルを返上し、WBC世界S・フェザー級王者ミゲール・ベルチェルトに挑戦し、10RKO勝ちでタイトルを獲得しました。バルデスの圧勝でしたね。しかし、初防衛戦では一転して、大苦戦。ロブソン・コンセイサンに何とか判定で勝ち、防衛に成功しましたが、バルデスの評価を大いに下げた試合でしたね。

シャクール・スティーブンソン(アメリカ)WBO世界S・フェザー級王者

17戦全勝9KO、24歳 サウスポースタイル

身長 170cm リーチ 173cm

デビュー3年目の2019年10月にWBO世界フェザー級タイトルを獲得しています。2021年には、WBO世界S・フェザー級暫定王者決定戦で、ジェレミア・ナカティラに判定勝ちして、2階級制覇に成功。10月に正規王者のジャメル・へリングに圧勝し、10RTKOで正規王座を獲得しました。この試合は本当に強かったですね。へリングに何もさせませんでした。

結果予想

バルガスとしては汚名返上といきたいところでしょうが、今のスティーブンソンが負けるところを想像することが出来ません。パンチ力ではバルガスが上でしょうが、まず当たらないでしょうね。スティーブンソンの大差判定勝ち、もしかしたら終盤、バルガスのギブアップも考えられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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