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(出典:WOWOW)
WBA世界ライトフライ級王座統一戦(6月10日、メキシコ)
この試合は、DAZNで6月11日午前9時から生配信される予定です。
京口紘人(ワタナベ)VSエステバン・ベルムデス(メキシコ)
両選手のプロフィール
京口紘人(ワタナベ)WBA世界ライトフライ級スーパー王者
15戦全勝10KO、28歳 オーソドックススタイル
身長162cm リーチ 163cm
2018年12月にヘッキー・ブトラーにTKO勝ちして、WBA世界ライトフライ級タイトルを獲得し、2階級制覇を達成しました。2021年3月に3度目の防衛に成功してから、1年3か月のブランクがあります。
エステバン・ベルムデス(メキシコ)WBA世界ライトフライ級正規王者
19戦14勝10KO3敗2分け、26歳 右オーソドックススタイル
身長 170cm
カルロス・カニサレスに勝って、タイトルを獲得するまでの10戦は6勝(4KO)3敗1分けと、平凡な戦績です。カニサレス戦がフロックなのかどうか、京口と戦ってはっきりするでしょう。
展開予想
一言で言ってしまえば「格が違う」。日本での開催なら文句なく京口が一方的に勝つでしょうが、京口にとって、メキシコの高地がどう影響するかでしょうね。とはいえ、ベルムデスもあのカルロス・カニサレスをKOしてタイトルを奪っているのですから、そのパンチ力は侮れません。
さらに170cmの長身も、京口にとってはハンデになりますね。決してやりやすくはないでしょう。序盤でうまく距離感をつかめば、後半に倒すチャンスがあると思います。
試合展開
前日計量は両選手とも一発でパスしました。
身長差はそれほど感じません
身長差もそれほど感じませんね。パンチのスピード、的確さで上回る京口が、序盤から的確にパンチを決め、試合をコントロールします。3ラウンドに偶然のバッティングで、ベルムデスの額から出血しましたが、試合は続行。
京口がパンチの的確さ、スピードで圧倒
ベルムデスのパンチは大振りで、ほとんどのパンチが空を切ります。しかし、ボディブローは結構重そうで、要注意ですね。
手数ではお互いそれほど差はありませんが、パンチの的確さが違います。ベルムデスのパンチはボディブロー以外はほとんどヒットしていません。
後頭部の打撃で、ダウンを奪うも、逆に減点
6ラウンドに京口の右の打ち下ろしの連打で、ダウンを奪いますが、これは後頭部への打撃ということで、ダウンとはならず、逆に京口に減点が課せられます。
7ラウンドにも京口は、バッティングで減点を取られます。その後、コンパクトなパンチを集め、連打でベルムデスを攻め立てます。
8ラウンド開始早々、京口が倒しに行きます
ラッシュでベルムデスをロープに詰め、すさまじい連打を浴びせ、ベルムデスが防戦一方になったところで、レフリーが試合をストップしました。
(出典:WOWOW)
京口が、8ラウンドTKO勝利で、王座統一に成功しました。