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WBOアジアパンパシフィック・ライト級タイトルマッチ(2025年9月26日)
宇津木秀(ワタナベ)VSウィラ・ミカム(タイ)
両選手のプロフィール
宇津木秀(ワタナベ)WBO・AP王者
17戦16勝14KO1敗、31歳 オーソドックス
身長 174cm リーチ 170cm
2022年2月に王座決定戦で鈴木雅弘にTKO勝ちして日本ライト級王座を獲得。その後2度の防衛に成功しました。しかし、2023年4月に中里周磨にKO負けを喫し、王座陥落。2024年7月に鈴木にKO勝ちして、OPBFタイトルを獲得しました。そして、2024年11月にWBO・AP王者の保田克也と王座統一戦を行い、6RTKO勝ち。「わしボク」は、これを2024年間最高試合と決定しました。年間最高試合! 宇津木秀がダウンの応酬を制し6RTKO勝ち VS保田克也(東洋太平洋、WBOアジアパシフィック・ライト級王座統一戦12回戦)
ウィラ・ミカム(タイ)WBO・AP6位
20戦19勝12KO1敗、28歳 オーソドックス
身長 174cm リーチ 183cm
2022年8月にタイ国のフェザー級王座を獲得しました。2024年6月に杉田ダイスケにTKO勝ちしてWBCインターナショナルフェザー級シルバー王座を獲得していますが、全くわけの分からないタイトルですね。本人もそう思ったのか、すぐに返上していますね。2024年11月にマイナー団体IBO世界フェザー級王座決定戦で1RTKO負けを喫し、これが唯一の黒星となりました。
試合展開
初回から宇津木が手数でペースを握り、残り30秒、右ストレートでダウンを奪いました。何とかゴングに救われたミカムですが、2ラウンドに強烈な宇津木の右クロスが決まり、2度目のダウンを喫しました。そして、レフリーがノーカウントで試合をストップしました。
宇津木の快勝でしたね。しかし、ライト級は世界のレベルが高いのは、あの三代大訓が全く何もできずにKOされたことでも実証されました。宇津木にとっても、世界はかなり遠い世界ですね。